映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『86-エイティシックス-』第6話感想

86-エイティシックス-』第6話「最後まで」

 

 

感想

回想でカイエも登場。

お花見でダイヤにスポットが当たっていたと思ったら、戦死。レッカもレギオンに生け捕りされる前に自死

戦死した仲間の認識票(ドッグタグ)を持っている。

同い年の男性に関して思うところがあるアネット。

自室のコルクボードに、全員の似顔絵を貼っているレーナ。

戦死者の似顔絵は箱の中に。

 

 

演出

幼いシンが見つけたジャガーノートに人間の遺体、そして機体に死神のマーク。レイ。

 

カメラの前を通る木の幹でnatural wipe。星歴2148年7月27日のスピアヘッドの行軍と、4月5日のお花見と。過去回想。

過去回想から現在へ。同ポジション。

 

女性ハンドラーについての噂話で、どんどん集まってくる。

 

目を見せない構図で、口パク。台詞を音に乗せない。ダイヤもレッカもアンジュも。

 

シンが、まだ息があるダイヤを射殺(介錯)したシーンを無音の演出で。

「ダイヤをレギオンにするわけにはいきませんから」というシンの台詞に合わせて、コルクボードから似顔絵を剝がし、射撃音。花瓶から花びらが一枚落ちる。

 

アネットのケーキの食べ方。パラレイドの影響で精神を病んだプロセッサーとハンドラーの処遇についての台詞に合わせて。

 

レッカとダイヤの似顔絵を握りしめたレーナのショット。横置きカメラから、水平に戻して、脚・腹・胸・顔にティルトして、横に回り込む。手間のかかる作画。

 

提案書の上に重ねられた命令書と、開いた命令書のmatch cut。

 

シンと話しながら部屋の中を歩くレーナ。チョコレートを握った右手を前に振って。このカットも結構手間がかかっている。

チョコレートの包み紙を向く芝居も。

 

「今あなたと話しているこの時間もとても大切です」と言った後に恥ずかしくなって赤面する表情芝居。可愛い。上手い。

通信を終えた後に悶える芝居も。

 

 

キャスト

シンエイ・ノウゼン:千葉翔也
ヴラディレーナ・ミリーゼ:長谷川育美
ライデン・シュガ:山下誠一郎
セオト・リッカ:藤原夏海
アンジュ・エマ:早見沙織
クレナ・ククミラ:鈴代紗弓
カイエ・タニヤ:白石晴香
ダイヤ・イルマ:石谷春貴
ハルト・キーツ山下大輝
クジョー・ニコ:村田太志
ルイ・キノ:植木慎英
チセ・オーセン:小野将夢
トーマ・ソービ:福原かつみ
トウザン・サシャ:坂泰斗
レッカ・リン:石上静香
ミクリ・カイロゥ:貫井柚佳
マイナ・ヤトミカ:風間万裕子
アンリエッタ・ペンローズ:杉山里穂
ジェローム・カールシュタール:三上哲
レフ・アルドレヒト:楠大典
ショーレイ・ノウゼン:古川慎

 

 

第6話スタッフ

脚本:大野敏哉
絵コンテ・演出:仁科くにやす

アクション監修:柳隆太

作画監督:猪口美緒、辻彩夏、久野紗世
総作画監督川上哲也

動画検査:田渕里美
色指定・検査:井端直哉

 

 

メインスタッフ

原作:安里アサト
原作イラスト:しらび
原作メカニックデザイン:I-Ⅳ
監督:石井俊匡
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン・総作画監督川上哲也
サブキャラクターデザイン・総作画監督:猪口美緒
プロップデザイン:渡辺浩二、辻彩夏
メインアニメーター:笠原由博
アクション監修:柳隆太、松本顕吾
色彩設計:安部なぎさ
美術監督野村正信、堀越由美
背景:美峰
CG監督:吉田裕行
CG制作:白組
撮影監督:岡﨑正春
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音響効果:小山恭正
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
音楽プロデューサー:山内真治
音楽制作:アニプレックス
チーフプロデューサー:三宅将典、高林初、野瀬和也
プロデューサー:中山信宏、清瀬貴央、都真由
アニメーションプロデューサー:藤井翔太
制作統括:柏田真一郎、加藤淳、清田穣二
制作デスク:町口漱汰
設定制作:田中めぐみ
制作:A-1 Pictures
製作:Project-86(ANIPLEX、KADOKAWABANDAI SPIRITS)