『アンという名の少女』第4話「若さとは強情なもの」
原題: "Anne with an E" Season 1 Episode 3 "But What Is So Headstrong as Youth?"
製作年：2017年
製作国：カナダ
作品について
S01E03(NHK版第4話)はサンドラ・ゴールドバッカー監督。
サラ・フェルプス脚本・製作総指揮による、アガサ・クリスティの映像化シリーズの1作『無実はさいなむ』*1(2018)を監督。
『女王ヴィクトリア 愛に生きる』で複数話を監督した。『刑事モース オックスフォード事件簿』で単発の監督。
イギリスの時代劇ドラマ映画"The Governess"(1998)の監督・脚本家。2人の少女の成長を描いた映画"Me Without You"(2001)の監督・共同脚本家。エマ・ワトソン主演のテレビ映画『バレエ・シューズ』*2(2007)を監督。
感想
エクストリームクロースアップでジャンプカットを繰り返す。手持ちカメラ。人の声が遠くなる演出。
PMSC(進歩的な母親の会)。少人数の会合。
ダイアナのおかげ。ダイアナが他の生徒たちとの間に立ってくれる。女子たちから距離を置かれても、ダイアナがいるからアンは孤独ではない。精神的な孤独はどうしようもないけど。
女性が男性のペットのネズミに触ると妊娠する。下ネタ？ アンは意味を理解していなかった。
幼い子どもに性的なことを教える、見聞きさせる環境は性的虐待、という現代的な考え方をマシューは理解していた。マシューの考えを聞いて、アンに怒っていたマリラも考えを変えた。
ハーマイオニーとスネイプ。
心配をかけさせまいとマリラとマシューの前では気丈に振る舞う。
マリラとレイチェルの関係がいいね。
ジェリーにやさしくなったかと思えば、やっぱりまだ態度がきつい。
憧れの男子に関する女子のルール。いつの時代でも、(子どもたちの)謎のルールがあることが多い。
ギルバートが格好良い。石版で殴られたのに、自分が(なぜか口をきいてくれない)アンに酷いことをしたから、と先生にすぐに伝えた。
アンを、周囲の空気が読めないキャラクターとして意図的に描いている。アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)を示唆しているかのように。
キャスト
アン・シャーリー：エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート：ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート：R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー：ダリア・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス：ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド：コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード：エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)
スタッフ
Created by Moira Walley-Beckett
監督：サンドラ・ゴールドバッカー
脚本：モイラ・ウォリー=ベケット
原作：ルーシー・モード・モンゴメリ
製作総指揮：Miranda de Pencier, Debra Hayward, Alison Owen, Moira Walley-Beckett
プロデューサー：Susan Murdoch
撮影監督：Bobby Shore
編集：David Coulson
製作会社：Northwood Anne, Canadian Broadcasting Corporation (CBC)
配給：カナダ放送協会 (CBC), Netflix
音楽：Amin Bhatia, Ari Posner
キャスティングディレクター：Stephanie Gorin
プロダクションデザイナー：Jean-François Campeau
美術監督：Andrew Berry, Aaron Noel
セット装飾：Friday Myers
衣装デザイン：Anne Dixon
メイクアップ部長：Diane Mazur
ヘア部長：RaMona Fleetwood
キー・ヘアスタイリスト：Ramona
supervising sound editor: Joe Bracciale
特殊効果スーパーバイザー：Derek Liscoumb
視覚効果スーパーバイザー：Kevin Chandoo
