映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』: 名作映画

バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』
原題: Back to the Future Part III
製作年:1990年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

感想

何度観てもおもしろい。

綺麗に完結した。美しい。

 

 

ソフト版吹き替え版。

金曜ロードショーで放送。
視聴者リクエスト企画第2弾で3週連続。

kinro.ntv.co.jp

 

 

作品について

第1作の大成功を受けて、三部作とするべく考案された。
第2作と第3作は同時並行で制作された。
とはいうものの、メインスタッフ以外のクルーは異なる。

 

同時に制作することを"back-to-back" film productionと言う。
映画製作は基本的に1作品ごとにスタッフやキャストを集めて制作する。
シリーズの製作が決まっているなら、同時に制作する方が人的、時間的、金銭的コストが少なくて済む。
だから近年でもよく行われる。

ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』(『指輪物語』)三部作及び『ホビット』三部作。どちらも3作品分をいっぺんに制作したという点で珍しい。
ウォシャウスキー姉妹(ラナ・ウォシャウスキーとリリー・ウォシャウスキー)監督の『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』。
クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』二部作。これはもともと1本の映画として撮影されたが、編集段階で前後編にわけたらしい。
ゴア・ヴァービンスキー監督の『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』。
デイビッド・イェーツ監督の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』。実は第4作であるマイク・ニューウェル監督の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のときから、前後編にするべきかどうかを監督、プロデューサー、ワーナー・ブラザース幹部たちは検討していたそうだ。
ビル・コンドン監督の『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』。
フランシス・ローレンス監督の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』。
ジェームズ・フォーリー監督の『フィフティ・シェイズ・ダーカー』『フィフティ・シェイズ・フリード』。
ルッソ兄弟(アンソニー・ルッソジョー・ルッソ)監督の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ エンドゲーム』。

あと、頭がおかしいのが、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』の続編4作構想。とりあえず第2作と第3作を制作中。COVID-19の影響で撮影を中断していたけれど、6月16日に再開したらしい。
第4作と第5作について、2019年1月、20世紀フォックス買収の際にウォルト・ディズニー・カンパニーCEOボブ・アイガーは、開発中だがまだ正式にグリーンライト(green-light; 製作許可のこと)を与えられてはいないと公表した。
翌2月、ジェームズ・キャメロンの長年のパートナーであるプロデューサーのジョン・ランドーは、ボブ・アイガーは誤解しているかもしれないと説明。第4作と第5作はグリーンライトを与えられただけではなく、既に第4作の1/3(3分の1)を撮影している、と。

 

 

キャスト

マーティ・マクフライ / シェイマス・マクフライマイケル・J・フォックス山寺宏一, 三ツ矢雄二, 三ツ矢雄二, 宮川一朗太
エメット・ブラウン博士(ドク):クリストファー・ロイド青野武, 穂積隆信, 磯部勉, 山寺宏一
ビュフォード・“マッド・ドッグ”・タネン / ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン;谷口節, 玄田哲章, 斎藤志郎, 新垣樽助
クララ・クレイトン:メアリー・スティーンバージェン吉田理保子, 池田昌子, 藤田淑子, 戸田恵子
マギー・マクフライ / ロレイン・ベインズ・マクフライリー・トンプソン佐々木優子, 高島雅羅, 日野由利加, 小林沙苗
ジェニファー・パーカー:エリザベス・シュー勝生真沙子, 佐々木優子, 岡寛恵, 白石涼子
ジェラルド・ストリックランド:ジェームズ・トールカン;大木民夫, 加藤精三, 大塚周夫, 青山穣
チェスター(バーテンダー):マット・クラーク城山知馨夫, 宮田光, 山野史人, 伊藤和晃
酒場の老人#1:パット・バトラム;藤城裕士, 石井敏郎, 千田光男, 吉富英治
酒場の老人#2:ハリー・ケリー・ジュニア;伊井篤史, 北川米彦, 秋元羊介, 宇垣秀成
酒場の老人#3:ダブ・テイラー;石森達幸, あずさ欣平, 峰恵研, 楠見尚己
ビュフォードのギャング仲間#1:クリストファー・ワイン;星野充昭, 堀之紀, 水野龍司, 加瀬康之
ビュフォードのギャング仲間#2:ショーン・サリバン;古田信幸, 大滝進矢, 檀臣幸, 佐藤せつじ
ビュフォードのギャング仲間#3:マイク・ワトソン;小室正幸, 島田敏, 梅津秀行, 落合弘治
ヒューバート町長:ヒュー・ギリン;増岡弘, 島香裕, 糸博, 金光宣明
運転士:ビル・マッキニー;伊井篤史, 飯塚昭三, 石波義人, -
コルト銃のセールスマン:バートン・ギリアム;池田勝, 高宮俊介, 稲葉実, 唐沢龍之介
有刺鉄線のセールスマン:リチャード・ダイサート;増岡弘, 小関一, 北川勝博, 鈴木琢磨
葬儀屋:マーヴィン・J・マッキンタイア稲葉実, 筈見純, 仲野裕, 木村隼人
ストリックランドの息子:ケイレブ・ヘンリー;亀井芳子, さとうあい, - , 冠野智美
ストリックランドの副官:ドノヴァン・スコット;島香裕, 亀井三郎, 福田信昭, 内野孝聡
ダグラス・J・ニードルズ:フリー;古田信幸, 島田敏, - , 落合弘治
ジョージ・マクフライ:ジェフリー・ウェイスマン;小室正幸, 高宮俊介, 千田光男, 加瀬康之
リンダ・マクフライ:ウェンディ・ジョー・スパーバー;亀井芳子, さとうあい, - , 冠野智美
デイヴィッド・マクフライ:マーク・マクルーア;星野充昭, 大滝進矢, - , 佐藤せつじ

その他
テレビ朝日版:仲木隆司
日本テレビ版:竹村叔子、岩本裕美子

 

ソフト版
演出:伊達康将
翻訳:島伸三
制作:東北新社

テレビ朝日
演出:左近允洋
翻訳:たかしまちせこ
調整:高橋久義、飯塚秀保
選曲:猪飼和彦
効果:VOX
プロデューサー:圓井一夫
制作:グロービジョン

日本テレビ
演出:向山宏志
翻訳:たかしまちせこ
調整:高橋久義
効果:VOX
担当:小嶋尚志、細谷美樹、富田定男(コスモプロモーション)
プロデューサー:大塚恭司、嵓淵有子(日本テレビ)
プロデューサー補:小林三紀子
制作:コスモプロモーション

BSジャパン
演出:向山宏志
翻訳:たかしまちせこ
調整:髙見元太
効果:桜井俊哉
担当:別府憲治、宮地奈緒(HALF H・P STUDIO)
プロデューサー:夏目健太郎、久保一郎(BSジャパン)
制作:BSジャパンHALF H・P STUDIO

 

 

スタッフ

監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ボブ・ゲイル
原案:ロバート・ゼメキス & ボブ・ゲイル
原作(キャラクター創造):ロバート・ゼメキス & ボブ・ゲイル
製作:ボブ・ゲイル、ニール・カントン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディフランク・マーシャル
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影監督:ディーン・カンディ
編集:ハリー・ケラミダス、アーサー・シュミット
製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ、アンブリン・エンターテインメント、U-Drive Productions
配給:ユニバーサル映画 (米国)、UIP(ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ) (日本)

 

プロダクションデザイナー:リック・カーター(Rick Carter)
アートディレクター:Margie Stone McShirley, William James Teegarden
セット装飾:Michael Taylor
衣装デザイン:ジョアンナ・ジョンストン(Joanna Johnston)

キー・ヘアスタイリスト:Dorothy Byrne, Hazel Catmull, Allen Payne
キー・メイクアップアーティスト:Michael Mills, Kenny Myers

第二班監督:Max Kleven

カニカルエフェクトスーパーバイザー:Michael Lantieri

視覚効果スーパーバイザー:Ken Ralston, Scott Farrar
視覚効果プロデューサー:Patricia Blau
visual effects director of photography:Pat Turner
アニメーションスーパーバイザー:Wes Takahashi
ロトスコープスーパーバイザー:Tom Bertino
光学合成スーパーバイザー:John Ellis for ILM, Stuart Robertson for ILM
effects camera supervisor: Bruce Walters
supervising modelmaker:Steve Gawley
supervising pyro technician: Robert Finley Jr.
supervising stage technician: Brad Jerrell

supervising sound editors: Charles L. Campbell, Louis L. Edemann