『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
原題(タイ語): ฉลาดเกมส์โกง; ラテン文字転記: Chalard Games Goeng
英語題名: Bad Genius
製作年：2017年
製作国：タイ
感想
タイの犯罪スリラー映画。
アメリカの大学進学適性試験「SAT」で実際に起きた不正を題材に、タイの学校を舞台に試験の組織的カンニングを描いた物語。
ピアノの運指をモールス信号のように使う。
クラスの不平等や、ティーンが抱える問題も描いている。
スタイリッシュな映像。
オーストラリアのシドニーでも撮影。
クラシック音楽が使われている。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『エリーゼのために』
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲ピアノソナタ第11番 イ長調 第3楽章「トルコ行進曲」及び第1楽章
モーツァルト作曲ジングシュピール*1『魔笛』より『夜の女王のアリア』の「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
モーツァルト作曲『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』第1楽章及び第2楽章
ヨハン・パッヘルベル作曲『パッヘルベルのカノン』
レモ・ジャゾット作曲『アダージョ ト短調』
ヨハン・シュトラウス2世作曲『美しく青きドナウ』
クリスティアン・ペツォールト作曲『メヌエット』
キャスト
リン：チュティモン・ジョンジャルーンスックジン(白石涼子)
バンク：チャーノン・サンティナトーンクン(佐々木啓夫)
パット：ティーラドン・スパパンピンヨー(河本啓佑)
グレース：イッサヤー・ホースワン(近藤唯)
リンの父：タネート・ワラークンヌクロ(高木渉)
バンクの母：ウライワン(小若和郁那)
パットの母：カンジャナ(岸本百恵)
パットの父：サハジャック・ブーンタナキット(こばたけまさふみ)
スタッフ
監督：ナタウット・プーンピリヤ (Nattawut Poonpiriya)
脚本：ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー、ワスドーン・ピヤロンナ
製作：ジラ・マリクン, Chenchonnee Suntornsantool, ワンリディー・ポンシティサック, Suvimon Techasupinan, Weerachai Yaigwawong
音楽：フアランポン・リディム、ウィチャヤー・ワタナサップ
撮影：パクラオ・ジランクーンクム
編集：Chonlasit Upanikkit
製作会社：Jor Kwang Films
配給：GDH 559 (タイ)、ザジフィルムズ＝マクザム (日本)
*1:オペラの1種
