映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『BLUE REFLECTION RAY/澪』第20話感想

『BLUE REFLECTION RAY/澪』第20話「ギロチンのマーガレット」

 

 

感想

ギロチンとマーガレットを組み合わせる意味深なサブタイトル。

ギロチンは、発明された当時としては「人道的」な処刑方法だった。

 

チャペルでのオルガンの劇伴がいい。

 

珍しく、戦闘中に一般人の反応が描かれた。空高くの謎の光が見えている。リープレンジを展開していないので、一般人は普通に動ける。スマホの通信障害が起きている。

 

切り付けられた太腿の傷を撫でながら、痛みに浸っていた詩。

紫乃の「あの汚いものを見るような視線」にゾクゾクして、紫乃についていくことにした詩。

 

紫乃のフラグメントによるリープレンジ発動で、過去がフラッシュバックする陽桜莉と瑠夏と仁菜と詩。

電灯の点滅がホラー映画みたい。

お風呂場で冷たい水のシャワーを浴びせられ、母親から虐待されていた仁菜。

学校で自傷行為(リストカット)する詩。

机に乗せられていた花と花瓶を見つめる瑠夏。前の学校でその少女は命を絶った。声をかけられなかった。

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想いを抜かれた亜未琉と彼女を抱きかかえる涼楓。

 

百の想いで紫乃の浸食から守られた美弦。

J.K.ローリング著『ハリー・ポッター』シリーズみたい。シリーズで一貫して、愛(love)が重要な要素だった。

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水崎紫乃の過去 ©コーエーテクモゲームス/AASA

「忌々しい想い」と呼ぶ、過去に関する自分の想いを壊してコモンへ飛び去った紫乃

赤いマニキュアを塗った手で、頭を撫でられていた幼い頃の紫乃

ツタの生い茂る迷路のような庭あるいは路地。

次回でようやく紫乃の過去が明かされるかな。

 

 

キャスト

平原陽桜莉:石見舞菜香
羽成瑠夏:千菅春香
田辺 百:高倉有加
白樺 都:大和田仁美
平原美弦:上田麗奈
山田仁菜:玉城仁菜
駒川 詩:田辺留依
水崎紫乃井澤詩織
司城夕月:高野麻里佳
司城来夢:秦佐和子
斎木有理:佐倉綾音
橘 涼楓:平山ゆりか
皇 亜未琉:真野あゆみ
両野朝子:海田朱音

 

 

第19話スタッフ

脚本:和場明子
絵コンテ:吉田徹
演出:ほりうちゆうや

総作画監督:坂本哲也、村上雄、音地正行
作画監督菅野智之、菊川孝司、永山恵、吉田雄一

動画検査:
色指定・仕上げ検査:
特殊効果:木村美保

制作協力:サンライズ

 

 

メインスタッフ

原作:コーエーテクモゲームス『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』
監督:吉田りさこ
シリーズ構成・脚本:和場明子
キャラクター原案:岸田メル
キャラクターデザイン:菊田幸一
色彩設計:舩橋美香
美術監督:三原伸明
美術設定:三原伸明、三浦智
撮影監督:高橋昭裕
編集:須藤瞳
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
音楽:篠田大介
音楽プロデューサー:酒井康平
音楽制作:DMM music
企画:棚田泰啓、丸山博雄
プロデューサー:高篠修一、青井宏之
製作協力:鯉沼久史、細井順三、原尾宏次
監修:細井順三、土屋暁田中潤
アシスタントプロデューサー:坂本奈緒、平木稜子、山崎博
アニメーション制作統括:松倉友二
アニメーション制作プロデューサー:岡田耕二
設定制作:栗原ゆう
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:DMM pictures、MBS