映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『カウボーイ & エイリアン』の感想

『カウボーイ & エイリアン』ロング・バージョン
原題: "Cowboys & Aliens" extended version
2011年
アメリカ合衆国

 

まあまあおもしろい。

西部劇にSFを組み合わせた異色作。
何故これを作ってしまったのだろう?という印象を受ける映画。

アメコミ出版社"Malibu Comics"の元社長スコット・ミッチェル・ローゼンバーグが企画を立てて、1997年にユニバーサル・ピクチャーズとドリームワークスに売り込んだのが始まり。2004年にコロンビア映画が企画を買い取ったものの後に凍結。企画の停滞を受けて、ローゼンバーグは新会社"Platinum Studios"からグラフィックノベルとして2006年に出版。翌2007年、ユニバーサルとドリームワークスが再度パートナーシップを組み企画を再始動。2009年にジョン・ファヴロー監督が参加し完成させた。

ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)の共演。
サム・ロックウェルポール・ダノなど。

削除シーンを追加したエクステンデッド版。Blu-ray Discに収録されている。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で酷評された主人公の描写は、今作でのジョン・ファヴロー監督の経験が反映されている。
その後『ジャングル・ブック』で興行的にも批評的にも、続いて『ライオン・キング』でも興行的に大成功する。

 

スタッフ

監督: ジョン・ファヴロー
脚本: ロベルト・オーチー&アレックス・カーツマン&デイモン・リンデロフ and マーク・ファーガス&ホーク・オストビー
原案: マーク・ファーガス&ホーク・オストビー and スティーヴ・オーデカーク
原作: スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
製作: ブライアン・グレイザー, ロン・ハワード, アレックス・カーツマン, デイモン・リンデロフ, ロベルト・オーチー, スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ, ジョン・ファヴロー
プロダクションデザイナー: Scott Chambliss
アートディレクター: Christopher Burian-Mohr (supervising art director), Daniel T. Dorrance, Lauren E. Polizzi
セット装飾: Karen Manthey
衣装デザイン: Mary Zophres
撮影監督: マシュー・リバティーク
編集: ダン・レーベンタール
音楽: ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
特殊効果スーパーバイザー: Daniel Sudick
視覚効果スーパーバイザー: Roger Guyett, Eddie Pasquarello (co-visual effects supervisor for ILM), Bryan Godwin for Shade VFX, Gavin Miljkovich for The Garage VFX
製作会社: ユニバーサル・ピクチャーズ, ドリームワークス・ピクチャーズ, リライアンス・エンターテインメント, レラティビティ・メディア, イマジン・エンターテインメント, K/O Paper Products, Fairview Entertainment, プラチナム・スタジオズ
配給: ユニバーサル・ピクチャーズ(北米), パラマウント映画(世界)

 

字幕翻訳: 戸田奈津子, 岡田理枝