映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『D4DJ First Mix』第3話の感想

『D4DJ First Mix』第3話「Only Me」

 

 

YouTube

www.youtube.com

 

 

感想

むにがベッドにもぐりこむカットが手描き作画だね。掛布団が引っ張られるカットも。3DCGで布の表現は難しい。

幼少期のむにとりんくのシーンも手描き作画。3Dモデルを制作するのには、時間も人手もお金もかかる。何度も使うなら3DCGが活きるけれど、ワンオフは費用対効果がとても低い。

 

スカートを両手でつまんでいるむに。

ストーカーむに。

 

りんくとまほが喫茶バイナルに入店した時、店の奥にいたマスターが会釈であいさつした。店名の由来はvinylだね。英語圏では2000年代半ばからレコードのことをvinyl recordsや、単純にvinylと言うようになった。

カフェの店長さんと店員さんも手描き作画。

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲、交響曲第7番イ長調 第1楽章。
レコードのレーベルはなぜかフレデリック・ショパンの名が。曲名は合っているのに。
店長さんの選曲。レコードのジャケットを手にしていた。むににいらないと言われたけれど。

指揮:イヴァン・フィッシャー (Iván Fischer)、演奏:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

www.youtube.com

 

まほの焼きもち。りんくの幼馴染が現れ仲良くしていること、むににフライヤーのダメ出しをされたこと。

りんくの貝殻プレゼントは幼い頃からの習慣だった。むにの心もすでに落としていたりんく。

りんくがお昼にまほと話したことをむにに伝えるシーンで、りんくがまほのいる左側を向いて、それに合わせてカメラも右にpanして回想に入る演出。その演出のために、お昼の時間もテーブルを挟んでりんくが左側の席、まほが右側の席に座っている。回想シーンは彩度も明度も上げている。またディフュージョンフィルターをかけている。

 

ピキピキのジェニーとえそらが動画の中で登場。

りんくのスキップに合わせて、窓越しに見える掲示板のフライヤーが変わって時間の経過を表す演出。と思ったけれど、単に表示が変わるデジタルサイネージだった。
次のシーンでは響子がフライヤーに興味を示していた。

遊具に隠れていたむにが、影の中からりんくがいる光の中へ、という演出。

 

作中ではVJがプロジェクターで映像を投影しているけれど、アニメ制作においては撮影で貼り込み。カメラが動くので、マッチムーブで合成。

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲、ピアノソナタ第23番ヘ短調

ダニエル・バレンボイム演奏

www.youtube.com

 

 

キャスト

Happy Around!
愛本りんく:西尾夕香
明石真秀:各務華梨
大鳴門むに:三村遙佳
渡月 麗:志崎樺音

Peaky P-key
山手響子:愛美
犬寄しのぶ:高木美佑
笹子・ジェニファー・由香:小泉萌香
清水絵空:倉知玲鳳

Photon Maiden
出雲咲姫:紡木吏佐
新島衣舞紀:前島亜美
花巻乙和:岩田陽葵
福島ノア:佐藤日向

Others
天野愛莉:水樹奈々
姫神紗乃:Raychell
小舟柳人:古谷徹

 

 

第3話スタッフ

脚本:雑破業
絵コンテ:角地拓大
ライブパート絵コンテ:萬直樹
演出・CGディレクター:奥川尚弥
サブCGディレクター:古賀公一郎
作画監督:依田祐輔、茶之原拓也前田亜紀、西田美弥子

 

 

シリーズスタッフ

原作・製作:ブシロード
企画・製作総指揮:木谷高明
統括プロデューサー:中山雅弘
ストーリー原案:中村航
キャラクター原案:やちぇ

監督:水島精二
副監督:鈴木大介
シリーズ構成:雑破業
アニメーションキャラクターデザイン:茶之原拓也
モデリングディレクター:原岡大輔、髙岡真也、寺林寛
リギングディレクター:西島辰司
美術監督:坪井健太
美術設定:多田周平
色彩設計:松山愛子
撮影監督:小林俊介
編集:榎田美咲
音響監督:長崎行男
音響効果:出雲範子
音楽:佐高陵平
音楽制作:ブシロードミュージック、渡邊亮太、松本拓輝
制作プロデューサー:保住翔汰
プロデューサー:戸田力良、海内裕輔
アニメーション制作統括:松浦裕暁
アニメーション制作:サンジゲン