『アーヤと魔女』
英語題名:Earwig and the Witch
製作年:2020年
製作国:日本
作品について
宮崎吾朗監督。
宮崎駿監督『ハウルの動く城』(2004)の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説が原作。
NHK総合が放送。世界初公開。
スタジオジブリがアニメーション制作でクレジットされていた。スタジオジブリは制作部門を解散したので、社内に3DCGのスタッフはいないのでは? 宮崎駿監督が制作中の『君たちはどう生きるか』はフリーランスのスタッフを集めて制作している。
『山賊の娘ローニャ』(2014)はポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作した。
アニメーションディレクターのタン・セ・リは『山賊の娘ローニャ』でもアニメーションディレクターの1人だった。彼の人脈で世界中の3DCGアニメーターが参加したそうだ。
『アーヤと魔女』はおそらくマーザ・アニメーションプラネットが3DCGアニメーション制作していると推測される。
山崎貴監督『ルパン三世 THE FIRST』(2019)のアニメーション制作、ジェフ・ファウラー監督『ソニック ザ・ムービー』(2020)のVFX制作に参加している。またセガのゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』シリーズを制作している。
本編ではクレジットされていないけれど。NHKは独自のクレジット仕様を強制するので、NHKで初放送されたアニメのクレジットは信用できない。
NHKはスタッフの個人名や役職をクレジットから抹消する。嫌がらせ。
NHKは下請け会社をクレジットから抹消する。下請けいじめ。
総作画監督や作画監督などメインスタッフも疑問に思う、NHK仕様。NHKも番組でアニメ制作者やクリエイターのことを真剣に議論しているのが、その一方でNHK幹部職員が決めた俺様ルールでそのアニメ制作者やクリエイターを踏みにじる。
感想
おもしろい。素直な物語。
孤児院で暮らす孤児が主人公という点は、イギリス文学や児童文学の伝統。
キャスト
アーヤ:平澤宏々路
ベラ・ヤーガ:寺島しのぶ
マンドレーク:豊川悦司
トーマス:濱田岳
スタッフ
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
企画:宮崎駿
監督:宮崎吾朗
アシスタントディレクター:郡司絵美
脚本:丹羽圭子、郡司絵美
キャラクター・舞台設定原案:佐竹美保
キャラクターデザイン:近藤勝也
CGスーパーバイザー:中村幸憲
アニメーションディレクター:タン・セリ
美術デザイン・背景:武内裕季
音響演出:笠松広司
アフレコ演出:木村絵理子
音楽:武部聡志
アニメーションプロデューサー:森下健太郎
プロデューサー:鈴木敏夫
制作統括:吉國勲、土橋圭介、星野康二
アニメーション制作:スタジオジブリ
制作・著作:NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ