『いつか眠りにつく前に』
原題: Evening
製作年:2007年
製作国:アメリカ合衆国、ドイツ
作品について
コルタイ・ラヨシュ監督。ハンガリー出身の撮影監督・映画監督。ハンガリーでは姓名の順に書くのでコルタイ・ラヨシュ。日本ではなぜかスペイン語風にラホス・コルタイと表記することがあるらしい。
映画監督としては"Fateless"(2005)に続き2作目。
スーザン・マイノットの小説"Evening"(1998)が原作。
『めぐりあう時間たち』(The Hours)(1998)で知られるマイケル・カニンガムが、原作者スーザン・マイノットと脚本を共同執筆。
スティーブン・ダルドリー監督の映画『めぐりあう時間たち』(2007)にもなった。
キャスティング
2組の親子俳優が出演している。
ヴァネッサ・レッドグレイヴと娘ナターシャ・リチャードソンが、現在のアンと彼女の長女を演じた。
メリル・ストリープと娘メイミー・ガマーが、ライラの現在と若き日を演じた。
Amazon
アメリカでも日本でもBlu-ray Discは発売されていない。DVDのみ。
そしてAmazon.co.jpではDVDも品切れ。
感想
良い映画。
1950年代の設定なので「男らしいことをして!」という台詞がある。
オードリー・ヘプバーンの吹き替えで知られる池田昌子さんだけど、嗚咽のシーンでのどから音を絞り出す、こんなお芝居をするのかと思った。
キャスト
アン・グラント(24歳のアン(旧姓)):クレア・デインズ、魏涼子
アン・ロード(現在のアン):ヴァネッサ・レッドグレイヴ、麻生美代子
ライラ・ロス(現在のライラ):メリル・ストリープ、池田昌子
ライラ・ウイッテンボーン(24歳のライラ(旧姓)):メイミー・ガマー、本名陽子
バディ・ウィッテンボーン:ヒュー・ダンシー、神奈延年
ウィッテンボーン夫人:グレン・クローズ、藤田淑子
ウィッテンボーン氏:バリー・ボストウィック
コンスタンス:ナターシャ・リチャードソン、佐々木優子
ニナ:トニ・コレット、唐沢潤
ハリス・アーデン:パトリック・ウィルソン、森川智之
ミセス・ブラウン(夜勤の看護師):アイリーン・アトキンス、沢田敏子
その他の声の吹き替え:内田夕夜、澤田将考、加納千秋、鍋田カホル、堀越省之助、間宮康弘
日本語吹替演出:市来満
スタッフ
監督:ラホス・コルタイ
脚本:スーザン・マイノット and マイケル・カニンガム
原作:スーザン・マイノット
製作:ジェフリー・シャープ
製作総指揮:スーザン・マイノット、マイケル・カニンガム、ジル・フートリック、マイケル・ホーガン、ロバート・ケッセル
共同プロデューサー:Luke Parker Bowles, Claire Taylor, Nina Wolarsky
アソシエイトプロデューサー:Thomas A. Reilly
撮影監督:ギュラ・パドス
編集:アリソン・C・ジョンソン
音楽:ヤン・A・P・カチュマレク
製作会社:Hart Sharp Entertainment, in association with MBF Erste Filmproduktiongesellschaft; produced in association with Twins Financing
配給:フォーカス・フィーチャーズ (米国)、ショウゲート (日本)