映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第1話の感想

富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第1話「来た、見た、買った」

 

 

感想

筒井康隆さんの推理小説が原作だけど、果たしてこのアニメはミステリーなのだろうか?
キャラクターの設定などを借用した、オリジナルの物語らしい。

富豪刑事」というコンセプトを意図的に逸脱させた企画のくせに、まったく活かせていない。企画自体が駄目だったのではないかと推測できる。プロデューサーの責任だね。*1

 

バディものに改変したこと自体はいい考えだけど。

 

警視庁「現代犯罪対策本部準備室」、通称「現対本部」。

 

加藤春は巡査部長かな? がちがちの階級社会である警察*2において、警部を拝命した神戸大助にため口でいいのかな?

 

筒井康隆は自分の小説が映像化されると出演するのが好きだけど、今作でもカメオ出演していた。神戸大助の乱暴な運転に怒ったおじいさん。

 

J.C.STAFFを辞めた八重樫洋平さんが原画を描いていた。
A-1 Pictures及びCloverWorksはいろんなアニメーターを吸収していくね。

 

OPは格好良い楽曲だね。

OPはクレジットされていないどころか公式サイトにも情報を載せない徹底ぶり。
某男性アイドルグループという説もあるけれど。4月16日更新:推測通りSixTONESの「NAVIGATOR」と発表された。何故か深夜の午前4時にTwitterで公表している。

 

 

 

第1話スタッフ

脚本:岸本卓
絵コンテ・演出:伊藤智彦
演出助手:都築遥
作画監督:田辺謙司
総作画監督:佐々木啓悟
動画検査:鈴木あい
色指定/検査:村越さおり

制作進行はクレジットなし。

 

 

シリーズスタッフ

原作:筒井康隆
ストーリー原案:TEAM B.U.L
監督:伊藤智彦
監督助手:池田愛
シリーズ構成・脚本:岸本卓
副シリーズ構成:村上泉
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
サブキャラクターデザイン:田辺謙司
色彩設計:佐々木梓
美術設定:藤瀬智康、曽野由大、末武康光
美術監督:佐藤勝、柏村明香
美術監督補佐:大野実咲
メカデザイン:寺尾洋之
CG監督:那須信司
撮影監督:青嶋俊明
撮影監督補佐:長瀬由起子
モーションワークス:南條楊輔
特殊効果:伊藤幸子
編集:西山茂
編集助手:瀧川三智
音楽:菅野祐悟
音楽制作:フジパシフィックミュージック
音楽プロデューサー:舩橋宗寛
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
録音調整:山口貴之
音響制作:ソニルード
スタイリングアドバイザー:高橋毅
ガジェットコーディネート:ギズモード・ジャパン
チーフプロデューサー:高瀬透子、三宅将典
プロデューサー:松尾拓、森彬俊、奈良駿介
アニメーションプロデューサー:賀部匠美
制作デスク:羽田吉
設定制作:小島隆史
アニメーション制作:CloverWorks
制作:神戸財閥(フジテレビジョンアニプレックス、アニマックス、ムービック電通)

*1:エンターテインメント業界では、成功はスタッフやキャストのおかげ、失敗はすべてプロデューサーの責任と考えられている。プロデューサーが企画を立て、開発し、資金調達し、スタッフ・キャストの人選を行い、製作する。なので、監督や脚本家、キャストを責めるのは筋違い。愚か。

*2:なにせ現実でも、警察官の犯罪を隠蔽しろと命令されて唯々諾々と従う警察官が大勢いる。