映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『銀河鉄道999』(1979)の感想

銀河鉄道999
製作年:1979年
製作国:日本

 

 

作品について

松本零士の漫画が原作。

りんたろう監督。

 

漫画のアンドロメダ編を再構成した映画。

 

 

日曜アニメ劇場

BS12 トゥエルビが「日曜アニメ劇場」の放送枠を新設。その第1作として放送。

www.twellv.co.jp

 

おそらく、7月1日に単発で放送した『雲のように風のように』が好評だったので、10月の番組改編でアニメ映画専門の放送枠を編成したのだろう。その『雲のように風のように』は10月25日に再放送予定。

今までTwellVはあまりアニメを放送していなかった。昔の名作アニメ枠はあった。新作アニメの放送はごくわずか。

「土曜洋画劇場」に加えて「日曜アニメ劇場」の2つの映画枠。アニメ映画専門の映画放送枠は珍しい(アニメ専門チャンネルを除く)。

 

 

感想

初めて観た。

 

裏面に絵の具で色を塗ったセル画と、画用紙に筆とポスターカラーで描いた背景画を、1コマずつフィルムカメラで撮影していた時代のアニメ。映画だから35mmフィルムかな? 一般的にテレビアニメは16mmフィルム。
音声がモノラル。

 

ロボットの身体を得て永遠の命を得られる、とメーテルに語っている鉄郎は楽観主義というか性善説というか。国家でも営利企業でも、そんな「良い話」があるだろうか。機械の体をタダでくれるとか。裏があるのでは?
主人公が旅をして様々な経験を経て成長する話だから、最初はこのキャラクター設定でもいいけど。

 

鉄郎の母の死の回想シーンは白黒で、血液だけ赤色。バートカラー演出。

 

銀河鉄道999』は漫画を読んだりアニメを観たことはないけれど、テレビなどでの名作紹介を聞いて思っていたことがある。メーテルは男性にとって都合のいい女性、もとい(松本零士の解釈による)理想の女性像なんだろうね。シャワーを浴びていたメーテルが、鉄郎に裸を見られてしまっても動じない描写を見て、以前思った印象を思い出した。

メーテルは感情を表に出さないキャラクターだし。

 

日射病ならぬ「土星射病」。今は熱中症に言い方が変わった。

 

シャドーは今の作品ならヤンデレとして描かれそう。

 

ビフテキ。昔の小説、漫画、アニメでしか見ない聞かない言葉。

 

惑星メーテルは、人間をもとにした部品で構成されている。惑星メーテルの一部になるので「永遠の命」と解釈できる。確かに嘘は言っていない。

プロメシュームとドクター・バンの夫婦げんか。エメラルダスとメーテルの両親。

 

 

おもしろい。

銀河鉄道999』に親しんだ人たちが宇宙にロマンを感じたのもわかる気がする。

 

 

キャスト

星野鉄郎野沢雅子
メーテル池田昌子
クレア:麻上洋子
車掌:肝付兼太
ハーロック井上真樹夫
エメラルダス:田島令子
トチロー:富山敬
リューズ:小原乃梨子
機械伯爵柴田秀勝
シャドー:藤田淑子
酒場主人:槐柳二
鉄郎の母:坪井章子
ドクターバン:納谷悟朗
プロメシューム来宮良子
トチローの母:麻生美代子
アンタレス久松保夫
その他の声優:菅谷政子、加藤修、田中崇戸谷公次 ほか
ナレーター:城達也

 

 

スタッフ

企画・原作・構成:松本零士

監督:りんたろう
脚本:石森史郎
作画監督小松原一男
美術監督椋尾篁、窪田忠雄
撮影:福井政利
録音:二宮健治
編集:花井正明
音楽:青木望
監修:市川崑
企画:有賀健、高見義雄
製作総指揮:今田智憲
製作:東映動画
配給:東映洋画

 

原画:兼森義則、友永和秀金田伊功、中島忠二 他

 

主題歌:「銀河鉄道999」 / 挿入歌:「Taking off」
作詞:奈良橋陽子山川啓介 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:ミッキー吉野 / 歌:ゴダイゴ

挿入歌:「やさしくしないで」
作詞:中原葉子 / 作曲:中村泰士 / 編曲:青木望 / 歌:かおりくみこ