『銀河鉄道999』
製作年:1979年
製作国:日本
作品について
りんたろう監督。
松本零士さんのSF漫画が原作。
SFアニメ映画。
漫画のアンドロメダ編を再構成した映画。
日曜アニメ劇場
BS12 トゥエルビが「日曜アニメ劇場」の放送枠を新設。その第1作として放送。
日┃曜┃ア┃ニ┃メ┃劇┃場┃
— BS12 トゥエルビ (@BS12_TwellV) 2020年9月28日
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不朽の名作『劇場版 銀河鉄道999』10月4日(日)よる7時~BS12「日曜アニメ劇場」豪華プレゼント企画も!#BS12#日曜アニメ劇場#劇場版銀河鉄道999 https://t.co/NOGLkp3clj
おそらく、7月1日に単発で放送した『雲のように風のように』が好評だったので、10月の番組改編でアニメ映画専門の放送枠を編成したのだろう。その『雲のように風のように』は10月25日に再放送予定。
今までTwellVはあまりアニメを放送していなかった。昔の名作アニメ枠はあった。新作アニメの放送はごくわずか。
「土曜洋画劇場」に加えて「日曜アニメ劇場」の2つの映画枠。アニメ映画専門の映画放送枠は珍しい(アニメ専門チャンネルを除く)。
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感想
初めて観た。
裏面に絵の具で色を塗ったセル画と、画用紙に筆とポスターカラーで描いた背景画を、1コマずつフィルムカメラで撮影していた時代のアニメ。映画だから35mmフィルムかな? 一般的にテレビアニメは16mmフィルム。
音声がモノラル。
ロボットの身体を得て永遠の命を得られる、とメーテルに語っている鉄郎は楽観主義というか性善説というか。国家でも営利企業でも、そんな「良い話」があるだろうか。機械の体をタダでくれるとか。裏があるのでは?
主人公が旅をして様々な経験を経て成長する話だから、最初はこのキャラクター設定でもいいけど。
鉄郎の母の死の回想シーンは白黒で、血液だけ赤色。バートカラー演出。
『銀河鉄道999』は漫画を読んだりアニメを観たことはないけれど、テレビなどでの名作紹介を聞いて思っていたことがある。メーテルは男性にとって都合のいい女性、もとい(松本零士の解釈による)理想の女性像なんだろうね。シャワーを浴びていたメーテルが、鉄郎に裸を見られてしまっても動じない描写を見て、以前思った印象を思い出した。
シャドーは今の作品ならヤンデレとして描かれそう。
ビフテキ。昔の小説、漫画、アニメでしか見ない聞かない言葉。
惑星メーテルは、人間をもとにした部品で構成されている。惑星メーテルの一部になるので「永遠の命」と解釈できる。確かに嘘は言っていない。
プロメシュームとドクター・バンの夫婦げんか。エメラルダスとメーテルの両親。
おもしろい。
『銀河鉄道999』に親しんだ人たちが宇宙にロマンを感じたのもわかる気がする。
キャスト
星野鉄郎:野沢雅子
メーテル:池田昌子
クレア:麻上洋子
車掌:肝付兼太
ハーロック:井上真樹夫
エメラルダス:田島令子
トチロー:富山敬
リューズ:小原乃梨子
機械伯爵:柴田秀勝
シャドー:藤田淑子
酒場主人:槐柳二
鉄郎の母:坪井章子
ドクターバン:納谷悟朗
プロメシューム:来宮良子
トチローの母:麻生美代子
アンタレス:久松保夫
その他の声優:菅谷政子、加藤修、田中崇、戸谷公次 ほか
ナレーター:城達也
スタッフ
原作・構成:松本零士
監修:市川崑
監督:りんたろう
脚本:石森史郎
作画監督:小松原一男
作画監督補佐:角田紘一
原画:兼森義則、稲野義信、及川博史、友永和秀、真鍋譲二、月間恵美子、桑原玲子、堀川留子:金田伊功、角田紘一、的場茂夫
動画チェッカー:新井豊
仕上検査:森田博、小椋正豊
メカニックデザイン協力:板橋克己
アルカディア号デザイン協力:スタジオ・ぬえ
美術監督:椋尾篁、窪田忠雄
美術補佐:山川晃
背景:スタジオ・ロビン、椋尾スタジオ
撮影:福井政利、片山幸男
編集:花井正明、大熊泉
録音:二宮健治、小久保正雄
音響効果:松田昭彦
音楽:青木望
企画:松本零士、有賀健、高見義雄
製作総指揮:今田智憲
製作担当:横井三郎
製作進行:関口孝治
監督助手:大関雅幸、吉沢孝男
記録:池田紀代子
宣伝:徳山雅也
アニメーション制作:東映動画
製作:東映動画
配給:東映洋画
主題歌:「銀河鉄道999」 / 挿入歌:「Taking off」
作詞:奈良橋陽子、山川啓介 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:ミッキー吉野 / 歌:ゴダイゴ