映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『ゲキドル』第9話の感想

『ゲキドル』第9話「生ける屍」

 

 

作品について

レフ・トルストイの戯曲『生ける屍』。『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『イワンの馬鹿』『復活』が有名。

何度も映画になっている。

 

 

感想

いずみはSMTを卒業。「卒業」という言い方をするところが、『ゲキドル』が演劇よりアイドルの企画だったことをうかがわせる。劇団なら「退団」が適切でしょう。

いずみはあいりに観てほしくて、ずっと招待状を送っていた。

 

『ゲキドル・リターンズ』と称して今後の予定を話しているシーンで、スティールパンを使った劇伴。

 

まこちんだけでなく、泰子、舞、美依子も観に来ている。

いずみがしれっとアリスインシアターの一員として出演。

 

繭璃の言葉や和春の反応も至極当然。

第7話で晃とらぶみんが主演を勝ち取りたいと思っていることを描いていた。第9話で繭璃と和春が、いずみと晃とらぶみんが出演していた『マーカライトブルー』を観て役者を志したことを描いた。繭璃はいずみがAITと劇団員を捨てたことに怒りを感じていた。

和春が珍しく声を荒げてたくさん喋った。和春は繭璃が大切なので、熱くなる。特にいずみに関することならなおさら。疲れて爆睡。

いずみはアリスインシアターを守るためにスーパーマテリアルシアターに移籍した。つまり以前も竹崎が糸を引いていた。だからいずみは竹崎を嫌っている。

 

池袋。乙女ロード

 

グランドマテリアルシステム。

コントロールするには、かをるが所持しているクロノクリスタルが必要。

クレーターがあると思い込まされていた。つまりクレーターがあるとされている場所にいた人たちは無事? グランドマテリアルシステムが見せる幻影によって、こちらの世界とあちらの世界が分断されているだけ? グランドマテリアルシステムを停止または破壊すれば、「世界同時都市消失」が起きる前の、元の世界に戻せるかもしれないと。

 

シアトリカルマテリアルシステムが普及する前の、かつての演劇を、新生アリスインシアターが復活させる。

衣装、セット、大道具、小道具なども手作り。

 

衣装の採寸で、お腹周りを少しでも細くしようと涙ぐましい努力をするいずみ。

まこちんのせりあへの愛が報われてよかったねと喜ぶ泰子、舞、美依子。

 

『RE: マーカライト・ブルー』

 

 

キャスト

守野せりあ:赤尾ひかる
各務あいり:持田千妃来
雛咲いずみ:諏訪彩花
榊原かをる:花澤香菜
ドール:M・A・O
浅葱 晃:山本希望
藤田愛美:髙野麻美
山本和春:秋吉あや
中村繭璃:佐藤亜美菜
竹崎宏和:鳥海浩輔
樋口真琴:八島さらら
日向智子:水橋かおり
美濃雅弘:佐藤晴男
相本泰子:幸野ゆりあ
高井戸舞:鈴野玲
阿久津美依子:花梨

 

 

第9話スタッフ

脚本:内海照子
絵コンテ:小島正幸
演出:飯田薫久

作画監督:小島えり、末田晃大

 

 

シリーズスタッフ

原作・シリーズ構成:ゲキドル製作委員会
監督:上田繁
チーフライター:大知慶一郎
キャラクター原案:関谷あさみ
キャラクターデザイン・総作画監督:立石聖
メカデザイン:今門卓也
色彩設計:斉藤麻記
美術監督:清水哲弘
撮影監督:戸澤雄一郎
編集:廣瀬清志
CGプロデューサー:田中臥竜
音響監督:本山哲
音響効果:八十正太
音楽:Prhythm/epx(編曲:神津裕之)
企画・プロデュース:サトウケイイチ、永井理
アニメーションプロデューサー:永井理
アニメーション制作:フッズエンタテインメント
製作:ゲキドル製作委員会