映画の後には紅茶とお菓子を

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『IDOLY PRIDE』第2話の感想

『IDOLY PRIDE アイドリープライド』第2話「ここに立つその理由」

 

 

作品について

鈴木行監督が絵コンテ。

 

 

感想

第2話は琴乃の視点と牧野の視点の両方で話が進んだ。

第1話を観て、この後物語をどう料理するの?と思ったけれど、第2話を観てアリかなと思い直した。

 

麻奈の妹琴乃、麻奈と瓜二つの歌声を持つさくら。

さくらは第六感を持っているのだろうか。麻奈が幽霊として登場し続けているのだから、霊感などの設定があっても不思議ではない。

 

さくらは「あんまり運動してこなかったから」と言う。さくらの両親からさくらの身体のことについて牧野(や三枝社長)は聞かされている。このことから、さくらはもともと身体が弱く、心臓移植手術を受けた。その心臓の提供者(ドナー)が麻奈。だから受給者(レシピエント)であるさくらは麻奈の声を受け継いだのでは? 臓器移植で元の持ち主の記憶や性質が受け継がれる、というファンタジー設定は珍しくない。現実的には否定されるけれど、創作の世界では「夢のある」設定。

 

麻奈が、思い残すことがなくなれば成仏できるかもしれない、と発言。

 

琴乃の回想では、両親の顔は意図的にフレームから外されている。Scopeのレイアウトなので演出によるもの。一般論で言うと、両親は姉のお世話ばかりしていて、妹である自分はあまりかまってもらえなかった、ということの表れである。

 

 

キャスト

長瀬麻奈:神田沙也加

長瀬琴乃:橘美來
川咲さくら:菅野真衣
一ノ瀬怜:結城萌子
伊吹渚:夏目ここな
佐伯遙子:佐々木奈緒
白石沙季:宮沢小春
白石千紗:高尾奏音
成宮すず:相川奏多
早坂芽衣:日向もか
兵藤雫:首藤志奈

TRINITYAiLE
天動瑠依:雨宮天
鈴村優:麻倉もも
奥山すみれ:夏川椎菜

LizNoir
神崎莉央:戸松遥
井川葵:高垣彩陽
小美山愛:寿美菜子
赤崎こころ:豊崎愛生

牧野航平:石谷春貴
三枝信司:小山力也
朝倉恭一:速水奨

 

 

第2話スタッフ

脚本:髙橋龍
絵コンテ:鈴木行
演出:谷口工作

作画監督:樋口博美、永田陽菜、三橋桜子、吉田みずき、小沼克介、梁炳吉
総作画監督:河野のぞみ、木野下澄江

 

 

シリーズスタッフ

原作:Project IDOLY PRIDE
原案:水澄佳希、安達薫、花田十輝
監督:木野目優
シリーズ構成:髙橋龍
キャラクターデザイン原案:QP:flapper
キャラクターデザイン・総作画監督:木野下澄江
総作画監督補佐:河野のぞみ
サブキャラクターデザイン:河野のぞみ、りお
ダンス作画監修:アミサキリョウコ
美術設定:伊良波理沙
美術監督:大西達朗
色彩設計:加口大朗
CG監督:内山正文
CG制作:LARX ENTERTAINMENT
撮影監督:芹澤直樹
編集:宮崎直樹
音響監督:飯田里樹
音響効果:出雲範子
音響制作:HALF H・P STUDIO
音楽:岸田勇気、坂和也、利根川貴之奈良悠樹
音楽プロデューサー:倉科隆浩
音楽プロデュース:Music Ray'n、QualiArts
音楽制作:F.M.F、Wicky.Records
チーフプロデューサー:田中宏幸、斎藤朋之、木村唯人、宮本朋律、古賀亘、中石恵介
プロデューサー:村上貴志、北尾優佳、長谷川嘉範、内山光、坂本麻子、吉田将人
アニメーションプロデュース:CAAnimation
アニメーション制作統括:比嘉勇二
アニメーションプロデューサー:秋田信人、村松裕基
アニメーション制作:Lerche
製作:星見プロダクション