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『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』感想

『インスタント・ファミリー 〜本当の家族見つけました〜』
原題: Instant Family
製作年:2018年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

ショーン・アンダース監督・共同脚本・プロデューサー。

ジョン・モリス共同脚本・プロデューサー。

マーク・ウォールバーグ主演・プロデューサー。

ショーン・アンダース監督の実体験をもとに書かれた映画。映画と同様に3人の子どもを引き取って育てているらしい。

ファミリー・コメディ・ドラマ映画。

日本では劇場公開されず、BD/DVDが発売された。

 

 

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感想

日本では養子縁組の資格を得るための条件が高い。子どもが養父母から虐待されないようにするためではあるが、子どもたちがなかなか新しい家族と暮らせない、というジレンマに陥っている。

作中で、兄弟姉妹が一緒にいることで、子どもの心が安定しやすいと説明されている。日本では、特に親族間の養育で、意図的に兄弟姉妹を引き離して引き取ることも多い。

 

養子縁組を志す人たちの講習会に参加するが、ピートは空気が読めず持論を展開する。妻に止められてもなお続ける。

10代の子どもは望まれないと。幼い子どもを望む里親が多い。

フアンは、「やっぱり養子縁組をやめる」と言われないかとビクビクしている。初めて会った時も、これから住む家に着いた時も。

リタは思い通りにならないと金切声をあげる。

ジーには、夫婦で協力して向き合うべしと。3つのルール、「調整」「共感」「分別」が大切。

ピートの母サンディは、リジー、フアン、リタに熱烈な歓迎の挨拶をする。サンディは息子ピートを愛しているが、義理の娘であるエリーにはそっけない態度をとる。

ジーは連絡もせずに遅くまで映画館にいた。ピートが悪役になると決めてリジーを叱り、外出禁止を言い渡すが、リジーには効果なし。それどころがリジーはサンディにTシャツをプレゼントして買収。

フアンが怪我した事故がきっかけとなり、結果的にリジーがピートとエリーに歩み寄った。

リフォーム会社を経営するピートは、リジーに解体作業でストレス発散する手法を教える。

 

ジーが好きな男子ジェイコブに裸の自撮り(selfies)を送っていた。児童ポルノ製造及び頒布。子どもだから、自分を安売りしていること、汚れていくことに気づかない。

ジェイコブだと勘違いしたエリーとピートにより、裸の自撮りの犯人だと非難されたチャーリー。可哀想。

 

 

おもしろい。

幾多のトラブルを乗り越え、少しずつ家族になっていく。

 

 

キャスト

ピート・ワグナー:マーク・ウォールバーグ(小松史法)
エリー・ワグナー:ローズ・バーン(松井茜)
ジーイザベラ・モナー(丸山有香)
フアン:グスタヴォ・キロース
リタ:ジュリアナ・ガミッツ
カレン:オクタヴィア・スペンサー(水野ゆふ)
シャロン:ティグ・ノタロ
サンディ・ワグナー:マーゴ・マーティンデイル(桜木可奈子)
ジャン:ジュリー・ハガティ
キム:アリン・レイチェル
ラス:トム・セグラ
ジェリー:マイケル・オキーフ
リンダ:ブリトニー・レンチュラー
ジム:ジョディ・トンプソン
オクトーバー:イライザ・シュレジンジャー
ミセス・ハワード:ジョーン・キューザック
ブレンダ・フェルナンデス:イヴ・ハーロウ
スチュワート:チャーリー・マクダーモット

 

 

スタッフ

監督:ショーン・アンダース
脚本:ショーン・アンダース & ジョン・モリス
製作:ショーン・アンダース、ジョン・モリスマーク・ウォールバーグ、スティーヴン・レヴィンソン、デヴィッド・ウーマック
製作総指揮:ヘレン・ポラック
撮影監督:ブレット・ポウラク
編集:ブラッド・ウィルハイト
音楽:マイケル・アンドリュース
製作会社:Leverage Entertainment, Closest to The Hole Productions, Two Grown Men Productions
配給:パラマウント映画 (アメリカ)、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (日本)