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百合とアニメと映画の感想

『神様になった日』第1話の感想

『神様になった日』第1話「降臨の日」

 

作品について

Angel Beats!』『Charlotte』に続く、麻枝准の原作・脚本によるオリジナルアニメ第3作。アニプレックスの鳥羽洋典プロデューサーも諦めないね。今度は「原点回帰」を促すとか。会社のお金を使って、鳥羽洋典プロデューサーは自己満足のために麻枝准をゴリ押し。

浅井義之監督。『Charlotte』に続き監督している。

 

 

感想

麻枝准にはあまり期待していない。麻枝准はゲームのシナリオライターであって、アニメを含む映像作品の脚本家ではない。

仁井学さんがキャラクターデザイン・総作画監督だから観てみるけれど。あとはP.A.WORKS制作だから。浅井義之監督だから。

 

 

撮影処理が綺麗。夏の日差しによる、レンズに入り込んだ色のにじみとか。「30日後にこの世界は終わる」とひなが告げたショットの、ひなの目のキラキラとか。

作画よく動くね。P.A.WORKSだから。
原画をPA所属の5人とフリーランスのアニメーター1人、合計6人だけで描いている。第二原画を分けてない。第1話だからとはいえすごい。

色彩設計は淡い色合い、パステルカラーを基調としている。背景美術に合わせている。

 

 

麻枝准は作詞・作曲・編曲の才能はある。『神様になった日』の歌の編曲はMANYOさんだけど。
歌詞とヴォーカルのメロディーとコードだけ考えて、あとは編曲家に丸投げかな? 編曲が良ければ、多くの人が気に入る。そして「作曲がいい」と勘違いしてくれる。

 

 

麻枝准の言う「原点回帰」とは、古臭い話や設定やストーリーテリングのことか。

なぜ麻枝准は野球に執拗にこだわるのか? 他のスポーツは描く気がないのか。

 

 

 

キャスト

ひな:佐倉綾音
成神陽太:花江夏樹
伊座並杏子:石川由依
国宝阿修羅:木村良平
成神空:桑原由気
宮司ひかり:照井春佳
天願賀子:嶋村侑
成神時子:柚木涼香
神大地:新垣樽助
鈴木央人:重松千
CEO:井上喜久子
尾熊雷太:松田健一郎

 

 

シリーズスタッフ

原作・脚本:麻枝准(VISUAL ARTS/Key)
キャラクター原案:Na-Ga(VISUAL ARTS/Key)

監督:浅井義之
キャラクターデザイン・総作画監督:仁井学
プロップデザイン:牧野博美
色彩設計:中野尚美
美術監督:鈴木くるみ
美術設定:藤井裕太
撮影監督:梶原幸代
3D監督:鈴木晴輝
編集:髙橋歩
音響監督:飯田里樹
音響効果:出雲範子
音楽:MANYO、麻枝准
プロデューサー:鳥羽洋典、西出将之、辻充仁
アソシエイトプロデューサー:北澤史隆、大和田智之、早野義人、金庭こず恵
アニメーションプロデューサー:山本輝
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「神様になった日」Project(アニプレックスABCアニメーションビジュアルアーツTOKYO MXBS11メ〜テレムービックP.A.WORKS)

 

 

 

第1話スタッフ

脚本:麻枝准(VISUAL ARTS/Key)
絵コンテ:浅井義之
演出:阿部ゆり子

作画監督:小島明日香、山方春香