映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』第12話の感想

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』第12話「始動 ―あるいは世界を始める2人―」

 

 

作品について

湊未來監督は最終話は絵コンテを切るのではなく、演出処理をしたい人なのかな。

大沼心監督はインタビューで語っていた通り、本読み(脚本会議)や音響(アフレコ、ダビング)が中心で、各話の絵コンテと演出は行わなかった。2020年放送の3作品で監督や総監督を務めていたからだろう。うち2作品は湊未來監督と共同監督制。制作時期は異なるにせよ。

films.hatenablog.com

 

監督の湊未來さんと大沼心さん、シリーズ構成・脚本の下山健人さん、キャラクターデザイン・総作画監督佐藤香織さん、総作画監督の澤入祐樹さん、スタッフの皆さん、キャストの皆さん、お疲れ様でした。

 

 

感想

シスベルの女の子走り。

今まで見せ場が少なかった気がする、音々が活躍。

ボルテックスに蹴り落としておいて、ミスミス隊長が聖霊を宿してしまったことを、想定していなかった仮面卿。状況はすぐに理解していたけれど。興味深い実験材料だと。

ジンに仮面を狙撃されて、仮面卿は顔から出血していたように見える。平気そうだったけれど。

 

イスカとアリスの共闘。第3話で始祖ネビュリスを追い払ったときと似ている。

 

「次なる段階だ」と話していたけれど、八大使徒はあまり有能には見えない。

 

シスベルが次期女王だとアリスの前でさらっと宣言。

 

璃洒によると、天帝ユンメルンゲンは外出中。つまり今回の騒動に関与していると。

イリーティア偽物疑惑。ミラベアはイリーティアが娘を騙る別人だとすぐには気づかなかった?

 

一時的な協力関係から、また敵同士に戻る。別れでテレビシリーズを終えるのは綺麗だね。物語の終わり方の1つ。

 

 

イラスト

キャラクターデザイン・総作画監督佐藤香織さんのイラスト。イスカ、音々、ミスミス、ジンの4人。

 

 

Blu-ray Disc

 

 

 

 

キャスト

イスカ:小林裕介
アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世:雨宮天
音々・アルカストーネ:石原夏織
ミスミス・クラス:白城なお
ジン・シュラルガン:土岐隼一
璃洒・イン・エンパイア:竹達彩奈
燐・ヴィスポーズ:花守ゆみり
シスベル・ルゥ・ネビュリス9世:和氣あず未
イリーティア・ルゥ・ネビュリス9世:沢城みゆき
ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世:久川綾
仮面卿:緑川光
キッシング・ゾア・ネビュリス9世:小原好美
サリンジャー関俊彦
ネームレス:笠間淳
始祖ネビュリス:桑島法子
天帝ユンメルンゲン:悠木碧
シャノロッテ・グレゴリー:小清水亜美
シュヴァルツ:浦山迅

 

 

第12話スタッフ

脚本:下山健人
絵コンテ:添野恵
演出:湊未來、伊部勇志、大内大和

作画監督:前嶋弘史、木下由美子、久松沙紀、古谷梨絵、松井京介、大槻南雄、西本光咲、山吉一幸、船越麻友美、青木慎平、寿夢龍、平田和也
作画監督補佐:米田紘、直木祥子、松永辰
総作画監督佐藤香織、澤入祐樹

 

 

シリーズスタッフ

原作:細音啓
原作イラスト:猫鍋蒼
監督:湊未來、大沼心
シリーズ構成:下山健人
キャラクターデザイン・総作画監督佐藤香
サブデザイン:青木慎平
メカデザイン:氏家嘉宏
星紋デザイン:高橋清太、池脇弘年(FUETE)
モンスターデザイン:HB2P
美術監督・美術設定:前田実
色彩設計:水本志保
撮影監督:佐藤敦(スタジオシャムロック)
3D監督:北村浩久
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:郷文裕貴
音響効果:林佑樹(ちゅらサウンド)
音楽:Elements Garden(都丸椋太、岩橋星実藤永龍太郎)
音楽制作:ポニーキャニオン
プロデューサー:新井孝介、森井巧、梅田和沙、礒谷徳知、有水宗治郎、Adam Zehner、澤畠康二、磯由香莉、福井詔雄
アニメーションプロデューサー:清水優人
チーフマネージャー:原田大資
アニメーション制作:SILVER LINK.
製作:キミ戦製作委員会