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『虚構推理』第6話の感想

『虚構推理』第6話「合理的な虚構」

 

柳井祥緒さん脚本
小川治人さん絵コンテ、菅原静貴さん演出
山川拓己さん作画監督
相澤楓さん吉田理紗さん動画検査
秋元由紀さん色指定・検査
中野竜樹さん制作進行

 

原作小説では紗季さんが自主的に捜査資料の内容を話して聞かせるが、琴子が枕の下に隠された捜査資料を奪い取ったので協力を強要しているように見える。
第6話序盤ではベッドに座る紗季さんが上手、椅子の琴子と床に座る九郎が下手だった。琴子が紗季さんに協力を要請した場面でイマジナリーラインを越えて優位性を入れ替えている。紗季さんが捜査資料を基に情報を話しているシークエンスは再び、紗季さんが上手、琴子と九郎が下手。

ベッドの上で横座りしている紗季さん。

紗季さんの部屋でずっと話すのではなく、事故現場に赴くように改変されている。
小説では、琴子はあらかじめ工事現場の作業員の幽霊の目撃証言を聞いていた。地縛霊らしいが、まだまだ力が弱く現世の人間に警告することができなかった。
漫画ではどうだったっけ? 最近本棚から取り出して読んでないから覚えていない。

「神聖な巫女の舞」。

力が抜けてアヒル座りの紗季さん。

「件(くだん)」の能力、未来を決定する力についての説明がここに挿入されている。

事故現場も能力の説明も、映像として見せるための脚色。「メディアの違い」。

寺田徳之助が殺害される場面を最後に持ってきた。小説では伝聞としてしか描かれていない。
掌底で突き上げる芝居が上手い。

六花さん登場。