映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『虚構推理』第7話の感想

『虚構推理』第7話「鋼人攻略戦準備」

 

高木登さん脚本
後藤圭二さん絵コンテ、山内東生雄さん演出
松本健太郎さん若月愛子さん作画監督
相澤楓さん吉田理紗さん動画検査
大塚奈津子さん色指定、岡亮子さん仕上げ検査
山根万里奈さん制作進行

 

原作では紗季さんの家でずっと話をしていたので、「1人で家にいました」という嘘でいいのだが、アニメでは映像映えするように工事現場で地縛霊の話を聞いたので、紗季さんを見かけたという目撃証言や防犯カメラの映像が出てきたら困ったことになる。まあ、メタ的にはそんな心配はいらないけれど。

九郎の手からチョコレートを食べる琴子の芝居がえっちい。

義足を外していて、ベッド上での正座から右足だけでよく立ち上がることができたね。
手を使わずにまた正座に戻ったし。

琴子が義足をつけ義眼を入れて整うまでドアを開けるのを待つ九郎先輩。

求められるのが推理ではなくとんちだと気づいてあきれる紗季さんの表情芝居が可愛い。

思考していた紗季さんの意識が九郎の発言で移ったことを表すピン送りの演出。フォーカスを変える。

「困難を分割せよ」と、握った手を開く演出が良い。

琴子が思案を始めたときのエメラルドグリーンの光は、いったい何を見ているのか。漆原友紀さん原作、長濵博史監督の『蟲師』第1話「緑の座」でしょうか。

虚構を構築するという紗季さんの例えをルービックキューブで表現。

推理を終えてチョコレートを食べた琴子が舌を動かす表情芝居が可愛い。

琴子の頭をなでる元恋人の九郎から目をそらす紗季さん。

頭をフル回転させて眠たくなった琴子のあくびが可愛い。

回想シーンで、六花さんを紹介してと頼まれて九郎の含みのある表情。紗季さんを心配している。

六花さん登場。佐古真弓さんは外画吹き替えでよく聞く声優。