映画の後には紅茶とお菓子を

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『虚構推理』第10話の感想

『虚構推理』第10話「虚構争奪」

 

高木登さん脚本
小川治人さん絵コンテ、菅原静貴さん演出
松本健太郎さん相坂ナオキさん鈴木信一さん作画監督
相澤楓さん吉田理紗さん動画検査
岡亮子さん色指定・検査
中野竜樹さん制作進行

 

七瀬かりんの父親はちゃんと万年筆で手記を執筆した。こういう時は万年筆でないと。

七瀬かりんがあの世で父親から真相を聞かされたと琴子が語った時の、紗季さんの気の抜けたギャグ顔が良い。

力が抜けて七瀬春子がアヒル座りになる芝居が良い。

第2の解決の後サイバー空間では鋼人七瀬の姿が七瀬春子になっている。

Aパートの終わりに、PV第1弾で使われた劇伴が流れた。『スパイラル -推理の絆-』の見岳章さんによる劇伴をほうふつとさせる。

霊安室での、七瀬春子のお姉さん七瀬初美の表情芝居がリアルで上手い。まぶたが痙攣している。

鉄骨に潰された七瀬春子の顔が初めてはっきりと描かれた。エグい。

原作小説でも示唆されているが、桜川六花さんの台詞によって、六花さんが直に書き込んでいることが強調された。

第4の解決をしっかり描くため、第2の解決と第3の解決を1話数にまとめたのね。