『もののがたり』第2話「汀線」
作品について
オニグンソウさんの漫画が原作。
感想
美少女と一つ屋根の下という話は、ラブコメの少年漫画やライトノベルでよくあるが、『もののがたり』はまったく恋愛コメディ感がない。
いくら家族を殺されて付喪神を恨んでいるとはいえ、お世話になる家主に初対面で喧嘩腰なのは子どもっぽい。兵馬は21歳なのだから、もっと大人になろう。
ぼたんにとっての付喪神たちは、兵馬にとっての祖父、兄、姉なわけで。初対面で相手の家族を侮辱するのは礼を失するどころではない。
1年間のホームステイを途中で投げ出したら、塞眼追放だと祖父に言い渡されているのに。
日登商事。バンダイナムコピクチャーズはサンライズから分社化されてできた制作会社。まあそのサンライズもバンダイナムコグループの経営方針でバンダイナムコフィルムワークスにされてしまった。
鏡が薬研の姿を見る能力で、薬研の無意識下での問題行為が発覚するのかと思った。長月の名前を聞いて同族狩りの話に怯え、暴走しただけだった。
第1話だけだと兵馬の言動のせいで主人公を好きになれないなと思ったけれど、第2話は歩み寄ろうとしだしたからよかった。
演出
「岐兵馬さん支持者一覧」の署名が人によって(付喪神によって)違う。個性がある。
Blu-ray Disc
キャスト
岐 兵馬:大塚剛央
長月ぼたん:高田憂希
羽織:沢城みゆき
薙:小林親弘
結:上田麗奈
硯:中島ヨシキ
鏡:田中あいみ
匣:????
門守 椿:大西沙織
門守大樹:金光宣明
門守松太:田渕将平
門守梅吉:高橋伸也
岐 造兵:家中宏
岐 隼人:高橋英則
岐 鼓吹:潘めぐみ
挂:楠大典
斎:田所あずさ
薬研:和優希
第2話スタッフ
脚本:大知慶一郎
絵コンテ・演出:五十嵐達也
演出助手:櫛谷健太
総作画監督:渡部里美
作画監督:重国浩子、鶴元慎子、舘崎大
作画監督補佐:中島里恵、橋口隼人、奥谷周子、西島加奈、柴田美砂、石川恵理
メインスタッフ
原作:オニグンソウ
監督:木村隆一
助監督:大川貴大
シリーズ構成:大知慶一郎
メインキャラクターデザイン:藤澤志織
サブキャラクターデザイン:志賀祐香
プロップ&アクションデザイン:渡部里美、楡木哲郎、仰木従士
色彩設計:木村聡子
美術監督:松本浩樹
美術設定:松本浩樹、石原由光
撮影監督:大神洋一
編集:新居和弘
音響監督:菊田浩巳
音楽:神田ジョン、XELIK
音楽プロデューサー:鈴木雄貴、大隅啓良
音楽ディレクター:染谷理沙、タノウエマモル
原作協力:ウルトラジャンプ編集部、横井秀和、文山沫、薄井勝太郎
プロデューサー:伊藤香織、西ヶ谷英武、木村大、木元準久、臼倉竜太郎、大和田智之、室市剛人、兼岩元子
制作:BN Pictures
企画プロデュース:小学館集英社プロダクション
製作:もののがたり製作委員会
製作:藤田亮、宿輪浩介、佐藤弘幸、久保雅一、櫻井優香、田﨑勝也、山﨑賢一、小西啓介