『ニック・オブ・タイム』感想 - 映画の後には紅茶とお菓子を

ニック・オブ・タイム
Nick of Time (1995)
ジョン・バダム監督・製作パトリック・シーン・ダンカン脚本
ソフト版吹き替え
2003年に金曜ロードショーで観て以来かな
おもしろい
用意周到な計画を練り人員を要所に配置しているくせに、依頼人に無断で、子どもを誘拐して素人に実行犯をやらせる愚行
— なお (@naotie) 2019年12月5日

原題の nick of time は間一髪という意味。子どものときは題名のニックを人の名前だと思って観てた。ニックが出てこないなーと。

冒頭で主人公と娘はアムトラックに乗っている。アメリカは車社会なので、普通に電車に乗るんだねと思った記憶がある。

上映時間90分の中で、作中時間もリアルタイムに進行する。Joel Surnow & Robert Cochran クリエイター・ショーランナー・エグゼクティブプロデューサー『24 -TWENTY FOUR-』でも用いられた手法。

ジョニー・デップの普通のお芝居。コスプレではない。

警察官や警備員までグルの犯罪組織。なのに素人を実行犯にする。暗殺成功後に実行犯を射殺して証拠隠滅する算段かな。

綿密に計画した犯罪組織でも、当日に見繕った素人に銃を持たせて実行させるのはおかしいと考えるメンバーがいた。

青山剛昌さんの『名探偵コナン』にも「強盗犯人入院事件」という似たような話がある。『ニック・オブ・タイム』のオマージュなのかな？

製作費3300万ドルに対し、アメリカ国内の興行収入がわずか800万ドル。

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キャスト

ジーン・ワトソン：ジョニー・デップ；森川智之、置鮎龍太郎
Mr.スミス：クリストファー・ウォーケン；大塚芳忠、江原正士
ヒューイ：チャールズ・S・ダットン；銀河万丈、玄田哲章
Ms.ジョーンズ：ローマ・マフィア；弘中くみ子、塩田朋子
エレノア・グラント州知事：マーシャ・メイソン；弥永和子、鈴木弘子
ブレンダン・グラント：ピーター・ストラウス；有本欽隆、菅生隆之
クリスタ・ブルックス：グロリア・ルーベン；湯屋敦子、本田貴子
リン・ワトソン：コートニー・チェイス；氷上恭子、増田ゆき
謎の男：G・D・スプラドリン；筈見純、加藤精三

Officer Trust: ビル・スミトロヴィッチ
Gustino: ユル・ヴァスケス
Irene: Edith Díaz

ソフト版：VHS・DVD収録
日本テレビ版：初回放送2003年8月8日『金曜ロードショー』

字幕：稲田嵯裕里

スタッフ

監督：ジョン・バダム
脚本：パトリック・シーン・ダンカン
製作：ジョン・バダム
製作総指揮：D・J・カルーソー
撮影監督：ロイ・H・ワグナー
編集：フランク・モリス、Kevin Stitt
音楽：アーサー・B・ルビンスタイン
アソシエイトプロデューサー：Cammie Crier
製作会社：パラマウント・ピクチャーズ
配給：パラマウント映画

プロダクションデザイン：Philip Harrison
美術監督：Eric Orbom
セットデコレーション：Julia Badham
衣装デザイン：Mary E. Vogt

第二班監督：D・J・カルーソー

casting director: Carol Lewis

production manager: Richard H. Prince

first assistant director: John Hockridge
second assistant directors: Joseph J. Kontra, Tracy Rosenthal-Newsom (second unit)
second second assistant director: Diana E. Williams

sound mixer: Willie D. Burton
supervising sound editor: John Benson
supervising foley editor: Christopher Flick
supervising ADR editor: Robert Ulrich
re-recording mixers: Rick Alexander, Rick Kline, Kevin O'Connell, Jeffrey Perkins (uncredited)

special effects coordinator: Jeff Jarvis

visual effects supervisor: Edson Williams (uncredited)