『NieR:Automata Ver1.1a』第1話「or not to [B]e」
作品について
スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが開発したゲーム『ニーア オートマタ』が原作。
益山亮司監督。『ブレンド・S』(2017)の監督。高雄統子監督『アイドルマスターシンデレラガールズ』(2015)の助監督を原田孝宏さんと鈴木健太郎さんと共同で務めていた。鏑木ひろ監督『GREAT PRETENDER』(2020)の副監督。
原作のディレクター横尾太郎(ヨコオタロウ)さんと益山亮司監督が共同でシリーズ構成。
原作のプロデューサー齊藤陽介さんがスーパーバイザー。
中井準さんがキャラクターデザイン・総作画監督。伊藤智彦監督(第1期)、出合小都美監督(第2期)・副監督(第1期)『銀の匙 Silver Spoon』(2013,2014)のキャラクターデザイン・総作画監督。加藤誠監督『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 {魔眼蒐集列車} Grace note』(2018,2019,2021)のキャラクターデザイン・総作画監督。
A-1 Pictures が制作。
感想
映像クオリティは高いところと低いところがある。Blender で3DCGアニメーションを制作し、それに手描き作画を描き加えている。
CGIが浮いている。炎のエフェクトアニメーションも浮いている。周囲の環境に馴染んでいない。撮影処理が上手くいっていない？
ゲームディレクターの横尾太郎さんはシリーズ構成だけの関与で、実際の各話脚本は他の人に任せている。餅は餅屋。
別のゲーム原作アニメで、原作側幹部がでしゃばって制作現場を引っ掻き回して、低クオリティのアニメになった事例がある。
しかし益山亮司監督は初脚本。アニメーター上がりの監督に脚本を書かせるのは失敗のもとだね。物語を書くのに長けたアニメ監督もいるが。
映える映像にばかり意識が行っていて、ストーリーテリングがよくない。どんな作品世界なのか、どんな登場人物なのか、主人公たちは何のために行動しているのかを描く気がない。自覚しているのか、本編後に人形劇パートを入れていた。
アニプレックスと A-1 Pictures は、アニメーターに初監督・初シリーズ構成・初脚本をやらせて、酷い話の作品を生み出した。
川井憲次さんみたいな劇伴。
キャスト
2B：石川由依
9S：花江夏樹
A2：諏訪彩花
ポッド042：安元洋貴
ポッド153：あきやまかおる
アダム：浪川大輔
イヴ：鈴木達央
パスカル：悠木碧
司令官：加納千秋
オペレーター6O：磯部恵子
オペレーター21O：初美メアリ
リリィ：種﨑敦美
デボル / ポポル：白石涼子
第1話スタッフ
脚本：益山亮司
絵コンテ・演出：益山亮司
メインスタッフ
原作：『NieR:Automata』(スクウェア・エニックス)
監督：益山亮司
シリーズ構成：ヨコオタロウ、益山亮司
スーパーバイザー：齊藤陽介
キャラクターデザイン・総作画監督：中井準
アクション監修・プロップデザイン：橘駿
CGアクション監修：稲田正輝
Blender監修：稲田正輝、川越崇弘
色彩設計：茂木孝浩
美術監修：加藤浩
美術監督：坂上裕文
美術設定：高橋武之
軍事考証：金子賢一
2Dワークス：平賀みえ
CGディレクター：野間裕介
サブCGディレクター：大川威
撮影監督：青嶋俊明
編集：三嶋章紀
音響監督：長崎行男
音響効果：川田清貴
音楽：MONACA
音楽プロデューサー：岡部啓一
音楽制作：スクウェア・エニックス
エグゼクティブプロデューサー：三宅将典、木村康貴
プロデューサー：松本美穂、藤村智子
アニメーションプロデューサー：藤井翔太
制作統括：加藤淳
制作：A-1 Pictures
製作：人類会議(アニプレックス、スクウェア・エニックス)
企画：岩上敦宏、阿部隆二
製作協力：中山信宏、岡田武士、松崎由美子、原田真樹、松尾勇気、朝田隼平、プラチナゲームズ
録音調整：鈴木裕幸
録音助手：杉野美結
音響制作担当：内村友祐、野間美里
音響制作：デルファイサウンド
編集スタジオ：三嶋編集室
オンライン編集：深沢美津奈
フォーマット編集：角田剛志
スタジオコーディネーター：武石良平、柴田綾子
フォーマット編集スタジオ：qooop(P's スタジオ)
