『青天を衝け』第2話の感想

『青天を衝け』第2話「栄一、踊る」

作品について

2021年の大河ドラマ。渋沢栄一が主人公。

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あらすじ

七郎麻呂が徳川慶喜に改名。

お上の命令で人手を割かねばならず五穀豊穣のお祭りができなくなった。栄一は他の子どもたちと自主的に獅子舞を始めた。大人たちも喜び参加。

マシュー・ペリー襲来。

感想

毎回冒頭で徳川家康が説明をするようだ。

王様の耳はロバの耳。幼い栄一には政の論理に納得できない。でも父が苦渋の判断をしたことは理解している。

吉沢亮は子どもっぽさを残したお芝居が上手いね。

演出・編集

女の能面から徳川慶喜へのmatch cut。能面が慶喜を見つめているという、shot/reverse shotの関係ともとれる。斉昭が慶喜に「頼むぞ一橋殿」と心に思った直後のシーンなので、演出意図があるはず。大人になった慶喜が能を舞い、無表情で能面を外すシーンと、慶喜が話を賜るシーンを交互に見せていたので、慶喜は本心を隠して出世を目指すという強い意思を表現した演出だろうか。

獅子舞を用いて幼少期から青年期へ繋いだ。

キャスト

渋沢栄一：吉沢亮、小林優仁
渋沢市郎右衛門：小林薫
渋沢ゑい：和久井映見
渋沢なか：村川絵梨、小田菜乃葉
渋沢てい：藤野涼子

渋沢喜作：高良健吾、石澤柊斗
渋沢よし：成海璃子

渋沢宗助：平泉成
渋沢まさ：朝加真由美

尾高惇忠(新五郎)：田辺誠一
尾高長七郎：満島真之介、須東煌世
尾高千代：橋本愛、岩﨑愛子
尾高平九郎：岡田健史
尾高やへ：手塚理美
尾高きせ：手塚真生

徳川斉昭：竹中直人
吉子(登美宮)：原日出子
徳川慶篤：中島歩
徳川昭武：板垣李光人
藤田東湖：渡辺いっけい
武田耕雲斎：津田寛治
藤田小四郎：藤原季節

徳川慶喜：草彅剛、笠松基生(幼名「七郎麻呂」)
平岡円四郎：堤真一
平岡やす：木村佳乃
徳信院：美村里江
美賀君：川栄李奈
猪飼勝三郎：遠山俊也
川村恵十郎：波岡一喜

徳川家慶：吉幾三
徳川家定：渡辺大知
篤君(天璋院)：上白石萌音
歌橋：峯村リエ
徳川家茂：磯村勇斗
和宮：深川麻衣
徳川家康：北大路欣也

井伊直弼：岸谷五朗
阿部正弘：大谷亮平
堀田正睦：佐戸井けん太

川路聖謨：平田満
永井尚志：中村靖日

松平慶永(春嶽)：要潤
橋本左内：小池徹平

島津久光：池田成志
西郷隆盛：博多華丸
大久保利通：石丸幹二
折田要蔵：徳井優
五代才助：ディーン・フジオカ

伊達宗城：菅原大吉

山内容堂：水上竜士

土方歳三：町田啓太

孝明天皇：尾上右近
岩倉具視：山内圭哉
中川宮：奥田洋平
三条実美：金井勇太

梅田慎之介：渡辺徹

高島秋帆：玉木宏
利根吉春：酒向芳
真田範之助：板橋駿谷
大橋訥庵：山崎銀之丞

マシュー・ペリー：モーリー・ロバートソン

第2話スタッフ

脚本：大森美香
演出：黒崎博

シリーズスタッフ

作：大森美香
演出：黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二、川野秀昭
制作統括：菓子浩、福岡利武
プロデューサー：板垣麻衣子、藤原敬久

撮影：山口卓夫
照明：阿刀田琢
編集：大庭弘之

衣装デザイン：黒澤和子
特殊メイク：江川悦子、高畑遥夏、濵名芙美香

時代考証：井上潤、齊藤洋一、門松秀樹

音楽：佐藤直紀
テーマ音楽指揮：尾高忠明
テーマ音楽演奏：NHK交響楽団

語り：守本奈実

制作：NHK