『シャーロック・ホームズの冒険』第1シリーズ第3話「海軍条約事件」
原題: The Adventures of Sherlock Holmes (series 1) episode 3 "The Naval Treaty"
Original air date: 8 May 1984
製作年:1984年
製作国:イギリス
作品について
Sir アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作とするテレビドラマ。
『シャーロック・ホームズ』シリーズの映像化の中で最高峰。
John Hawkesworth が Developed for Television by と毎回クレジットされている。
NHK BSプレミアムとBS4Kが毎週水曜日夜9時に放送。
2013年10月6日から2014年10月19日にBSプレミアムで「ハイビジョンリマスター版」を放送していた。
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感想
懐かしい。何度観てもおもしろい。
パーシー・フェルプスは食欲がないと断ったが、ホームズは一緒に食べるようにと促す。ミセス・ハドスンが運んできた朝食のふたを取ると、盗まれた条約文書がお皿に乗っていた。ホームズのお茶目な一面が垣間見える。
親に買ってもらった偕成社の全集では、イギリス外務省の建物の見取り図が描かれていた。英語の手書き文字だったので、イギリス本国で出版された書籍から引用したのだろう。Project Gutenberg の『シャーロック・ホームズの思い出』に掲載されている。
イギリスとイタリアの間で締結された海軍条約。フランスとロシアはどんな手を使ってでも知りたがる。
『シャーロック・ホームズ』シリーズでは男性も女性もよく失神する。気付け薬のブランデー(ブランディ)。
演出
ホームズが犯人と対峙したシーンを影で描く演出がいい。
キャスト
シャーロック・ホームズ:ジェレミー・ブレット(露口茂〈追加収録:諸角憲一〉)
ジョン・H・ワトスン:デビッド・バーク(声:長門裕之〈追加収録:金尾哲夫 / 立木文彦〉)(第1・2シリーズ)、エドワード・ハードウィック(福田豊土〈追加収録:園江治 / 宝亀克寿〉)(第3シリーズ以降)
ハドスン夫人:ロザリー・ウィリアムズ(竹口安芸子)
レストレード警部:コリン・ジェボンズ(川辺久造)
ブラッドストリート警部:ブライアン・ミラー(村越伊知郎) / デニス・リル(小林勝彦 / 上田敏也)
マイクロフト・ホームズ:チャールズ・グレイ(松村達雄(第9話) / 久米明(それ以降))
ジェームズ・モリアーティ教授:エリック・ポーター(南原宏治)
第3話ゲストキャラクター
パーシー・フェルプス:デヴィッド・グウィリム(David Gwillim)(樋浦勉)
ジョセフ・ハリソン:ギャレス・トーマス(Gareth Thomas)(平林尚三)
アニー・ハリソン:アリソン・スキルベック(Alison Skilbeck)(宗形智子)
ホールドハースト卿:Ronald Russell
チャールズ・ゴロト:Nicholas Geake
Mrs Tangey: Pamela Pitchford
Tangey: John Malcolm
フォーブス警部:David Rodigan
Miss Tangey: Eve Matheson
Dr Ferrier: John Taylor
NHK日本語版
翻訳:額田やえ子(「サセックスの吸血鬼」のみ宇津木道子)
演出:蕨南勝之
制作:テレシス
スタッフ
原作:Sir アーサー・コナン・ドイル
Developed for Television by John Hawkesworth (ジョン・ホークスワース)
脚本(Dramatised by):ジェレミー・ポール (Jeremy Paul)
監督:アラン・グリント (Alan Grint)
製作:マイケル・コックス (Michael Cox)
アソシエイトプロデューサー:Stuart Doughty
撮影監督:Mike Popley
美術:Margaret Coombes
衣装:John Fraser
メイクアップ:Glenda Wood
録音:Martin Kay
編集:Alan Ringland
ダビングミキサー:John Whitworth
音楽:パトリック・ゴワーズ (Patrick Gowers)
製作会社:グラナダ・テレビジョン (Granada Television)
Original network: ITV