『幸福の黄色いハンカチ』
製作年:1977年
製作国:日本
感想
有名だから題名は聞いたことがある。観たのは初めて。
花田欽也(武田鉄矢)の服装とヘアスタイルとメイク、そして芝居に驚く。粘っこい演技。昔の人(が理想とする男性像)はナンパするときこんな感じだったのか?
安定した芝居の倍賞千恵子。
渥美清が脇役で。映画製作の時期的に、寅さんが公務員として働いていることになる。
渡辺係長と違って、下っ端警察官は横柄。
感動する映画だと聞いていたので、序盤は「これが?」と思ったけれど。確かに良い映画だった。
イエローリボン
戦争に送られたなど愛する人の帰りを待つというシンボル。
そこから、刑務所で服役している人を待つ意味でも使用されるようになった。
伝承をもとに、ピート・ハミルが勤めている『ニューヨーク・ポスト』に執筆したコラム"Going Home"。
伝承をもとに書かれたトニー・オーランド&ドーンの歌『幸せの黄色いリボン』。
スタッフ
監督 : 山田洋次
脚本 : 山田洋次、朝間義隆
原作 : ピート・ハミル
製作 : 名島徹
撮影 : 高羽哲夫
音楽 : 佐藤勝
美術 : 出川三男
録音 : 中村寛
調音 : 松本隆司
照明 : 青木好文
編集 : 石井巌
スチール : 長谷川宗平
監督助手 : 五十嵐敬司
装置 : 小島勝男
装飾 : 町田武
衣裳 : 松竹衣裳
現像 : 東洋現像所
進行 : 玉生久宗
製作主任 : 峰順一
製作会社:松竹
配給:松竹