『白い砂のアクアトープ』第3話「いのちは、海から」
作品について
市村徹夫さんが絵コンテ・演出。
篠原俊哉監督の『黒執事』(2008)、『戦う司書 The Book of Bantorra』(2011)、『RDG レッドデータガール』(2013)、『凪のあすから』(2013)で絵コンテ・演出をしていた。
また市村徹夫監督の『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』(2016)で篠原俊哉監督が絵コンテを切っていた。
感想
チョコの名付け親はくくる。
幼い頃に両親と一緒に、おじいが館長を務めるがまがま水族館に遊びに来ていた。
チョコががまがま水族館に来て、またはがまがま水族館で生まれて15年近く。
おじいの外回りは那覇に福岡に。
空也によると、館長に拾ってもらったようなもの。空也も家族に何か抱えている？
「無理無理」とつぶやきながら、ちゃんと教えてくれる空也。
櫂が働き始めた。
ウェルカムボードが元通りになってる。
2021年7月23日金曜日。放送・配信日と合わせたのかな？
ペンギンの餌やりの成功で風花の成長を描く。
ペンギンも1匹1匹性格が違う。
チョコは人懐っこい、甘えん坊。食いしん坊。
趾瘤症。ペンギンによくある病気。魚の目みたいなもの。悪化すると感染症になる。水族館にいるペンギンは運動不足になりがち。
空也からおじいに連絡すべきと提案されたが、館長代理である自分で解決せねばと思い込んでいるくくるは、独断で竹下先生に連絡する。
後に、おじいから、一人で抱え込まず周りに相談しなさいと諭された。
水槽を上から持ち上げようとする風花と、腰を落として持ち上げる櫂。
くくるは幼い頃に親を亡くしている。冒頭の親子の描写から、ある程度までは存命だった。
がまがま水族館への補助金申請をしてくれている夏凛。しかし却下され続けているらしい。
うどんちゃん(月美)のサービスのマンゴーを喜ぶ夏凛。
産休中の獣医・竹下先生に来てもらったら、産気づいた。陣痛、破水。
突然のことでパニックになるくくる。空也の言葉で冷静になる。
男子2人の頼りなさげな描写がリアル。
一人暮らしやアイドルをしていただけあって、風花はとっさの判断や行動力がある。
竹下先生もキジムナーの幻を見た。男の子がキジムナーと海の中で遊び、竹下先生を抱きしめる夢。「お母さん、もうすぐ会えるね」と。
夏凛の運転。風花が付き添い。
近くで不発弾が見つかった。第1話でガマについて言及していたり、不発弾だったり、やっぱり沖縄が舞台なので戦争について踏み込むのかもしれない。
怒るのではなく諭すおじい。
竹下先生と赤ちゃんを見て、お母さんに連絡した風花。がまがま水族館で働いていると。
くくるは亡くなった親に思いをはせる。
竹下先生に母子手帳をどうやってもらうか聞いたくくる。いきなり聞いたら「妊娠したの？」と思われるよね。
風花がくくるが作ったファーストペンギンキーホルダーを気に入ったことで、距離がまた縮まった。
おもしろい。
このアニメは命がテーマの1つのようだ。
人間の出産と主人公が可愛がっているペンギンの話を同時に描いた。今後チョコの死を描く可能性がある。生と死は裏表。不可分。
演出
竹下先生が病院のベッドに横になっているとき、水の入ったピッチャーでお腹と手が大きく強調されている。
第2話の感想でも書いたけど、手に焦点を当てた演出が散見される。
くくるは蛇口から落ちた水滴の音で冷静になった。竹下先生は水中の夢を見て陣痛が落ち着いた。
Blu-ray Disc
CD
キャスト
海咲野くくる：伊藤美来
宮沢風花：逢田梨香子
照屋月美：和氣あず未
久高夏凛：Lynn
仲村 櫂：土屋神葉
屋嘉間志空也：阿座上洋平
おじい：家中宏
おばあ：定岡小百合
宮沢絵里：園崎未恵
照屋さつき：儀武ゆう子
城居ルカ：菊池紗矢香
マネージャー：前田玲奈
竹下先生：花澤香菜
キジムナー：儀武ゆう子
くくる母：前迫有里紗
くくる父：村井雄治
先生：丹波正人
第3話スタッフ
脚本：柿原優子
画コンテ・演出：市村徹夫
総作画監督：秋山有希
総作画監督補佐：川面恒介
作画監督：鍋田香代子、Kim Gi-nam、Park Ae-ri、Kim Yu-seon、Lee Jae-han
原画：
P.A.WORKS
柳原一義 松宮杏実 田邊有紀
DRMOVIE
Lee Min-gu Yoon jung-hye Cho hye-jung
第二原画：
P.A.WORKS
西澤皓人
DRMOVIE
Yoon jung-hye Park Eun-ju Kwon Hui-jae
Lee Hyeon-mi Lee Su-yeon Hong Da-young
Park Jae-hwi
動画検査：白敷桃子(P.A.WORKS)、髙田友美(P.A.WORKS)、藤嶋未央(P.A.WORKS)
動画：
P.A.WORKS
茶山咲良
DRMOVIE
Min Hong-yi Park Hyeon-ju Yoon Eun-joo
Lee So-yeong Gong Jin Lee Seon-mi
Kim Boo-kyung Son Yeong-ju Anh Mi-gyeong
Kim Kwan-woo Kim Seok-jeong Jung Ju-ri
Cho Chae-won Choi Mi-na Lee Mi-ok
Heo Young-jin Ko Jin-ju Jang Sun-hye
Choi Eun-ju Jang Hee-doek Lee You-jin
Yi Min-kyoung Kim Young-won Lee Eun-bin
Lee Da-young
Jeon Hae-jin Jang Chul-ho
翻訳：Moon Seong-ho、Kim Seon-il、Kim Cheol-hong
色指定：遠藤花歩(ステラ・ロード)
仕上げ検査：江口亜紗美(ステラ・ロード)
仕上げ：
ステラ・ロード
越田侑子 門松諭生 永井唯香
新井理恵
DRMOVIE
Yoo Young-hye Park Se-na Jung Su-hyun
Kim A-jin Kim Min-lee Park One-jung
Hwang Seong-kyeong Lim Jung-a Kim Min-ju
Kim Ok-hee Jung su-young Choi So-ri
Lee Eun-jeong Jo Ye-jin Kwon Min-kyoung
Kim Kyoung-hwa Lee Jin-hee
Lee Jin-hee Lim Jeong-a
D-COLORS
橋本千春 鴨井さつき 山崎あかね
圓次美和 角下瑞絵 那須彩香
J-CUBE
Kil Eun Sook Yoo Haigen Kim Hwa Ryong
Jang Sung Su Hyeon So Hee Baeok Soong Hee
Jung Hye Sook Kim Tae Hyun Kim Hee Sook
Byun Sang Soon
背景：
スタジオ・イースター
曽根原理恵 朝倉大智 坂下祐太
石川真理 妹尾想 秋山慎太郎
志村美幸 阿部真大 平田卓也
田中伸哉 木津海音 片岡乃梨子
牧岡聡 岩田百代 楊梦龍
小浦未来 鈴木くるみ
撮影：
T2studio
並木智 梶原幸代
朝日康平 高橋智弘
3DCG：
P.A.WORKS
林誠一郎 郭超儀 川上真菜美
田口優香 鈴木晴輝
3Dモデリング：
P.A.WORKS
井上佑紀 大野陽生 森重柚香
郭超儀 川上真菜美 田口優香
伊東大毅 林誠一郎 鈴木晴輝
市川元成
T2studio
武川佳史 日塔友恵 秋元央
バイブリーアニメーションCG
箕輪綾二 菊地学 河野真一朗
李植 原品貴好
株式会社 Marco
小川耕平 Pan Xiaofeng
IKIF＋.inc
佐藤良樹 渡部里奈
担当制作：
甲斐直樹
Kim Seok-jeong
制作協力：DRMOVIE
メインスタッフ
原作：projectティンガーラ
監督：篠原俊哉
シリーズ構成：柿原優子
キャラクター原案：U35
キャラクターデザイン・総作画監督：秋山有希
生きもの設定・サブキャラクターデザイン：牧野博美
プロップ設定：宮岡真弓
色彩設計：中野尚美
美術監督：鈴木くるみ
美術監修：東潤一
美術設定：塩澤良憲
撮影監督：並木智
撮影監督補佐：朝日康平
2D works：村上瞭
3D監督：鈴木晴輝
特殊効果：村上正博、村上寿美江
編集：髙橋歩
音響監督・整音：山田陽
音響効果：山谷尚人
録音：松下春香
音楽：出羽良彰
音楽プロデューサー：臼倉竜太郎
音楽A&R：吉池真由美
音楽制作：ランティス
方言監修：儀武ゆう子
水族館監修：魚津水族館
水族館取材協力：足立区生物館、サンシャイン水族館、しながわ水族館、DMM かりゆし水族館、横浜・八景島シーパラダイス
協力：一般社団法人 南城市観光協会
企画：鶴田直一、安藤卓、櫻井優香、辻󠄀充仁、横沢隆、金子広孝、前田吉輝、小川泰
製作：町隆幸、白石俊博、吉江輝成、堀川憲司、篠崎文彦、伊藤幸弘
プロデューサー：藤野麻耶、山口慶、臼倉竜太郎、仲村直人、尾形光広、齋藤宙央、岩佐貴博、大森慎司
プロデュース：infinite、永谷敬之、茂山愛保、浜辺恵那
アシスタントプロデューサー：池亀彩加、池田智和、片山怜子
ラインプロデューサー：橋本真英
制作デスク：小西翼
設定制作：舘彩華
アニメーション制作：P.A.WORKS
製作：「白い砂のアクアトープ」製作者委員会(DMM pictures、フォアキャスト・コミュニケーションズ、バンダイナムコアーツ、ピーエーワークス、角川メディアハウス、TOKYO MX、AQUA ARIS、BSフジ)
