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『スターリンの葬送狂騒曲』の感想

スターリンの葬送狂騒曲
原題: The Death of Stalin
製作年:2017年
製作国:イギリス、フランス、ベルギー

 

 

作品について

アーマンド・イアヌッチ監督。

政治風刺ブラックコメディ映画。

フランスのグラフィックノベルが原作。

 

 

感想

独裁者などは、機嫌を損ねたら処刑されるという恐怖で押さえつけているので、病に倒れてもすぐに助けてもらえない可能性がある。そして独裁者もいつかは死ぬ。

 

死んだスターリンを皆でベッドに運ぶときに、"Jesus Christ!"と感嘆詞を言った人がいた。

 

緊急の仕事を(任意という名の強制で)依頼された指揮者も医師も、連行・拷問・処刑されると怯えていた。

 

 

興味深い。

 

 

音楽

コメディックではなくドラマティックに、スターリン時代のドミートリイ・ショスタコーヴィチの壮大な(大げさな)作風を反映させて、とアーマンド・イアヌッチ監督は作曲家クリス・ウィリスに発注した。

 

 

キャスト

ニキータ・フルシチョフ - スティーヴ・ブシェミ(多田野曜平)
ラヴレンチー・ベリヤ - サイモン・ラッセル・ビール(蓮岳大)
アンドレーエフ - パディ・コンシダイン(丸山智行)
ワシーリー・スターリン - ルパート・フレンド(福西勝也)
ゲオルギー・ジューコフ - ジェイソン・アイザックス(田所陽向)
ヴャチェスラフ・モロトフ - マイケル・ペイリン(宮崎敦吉)
スヴェトラーナ・アリルーエワ - アンドレア・ライズボロー
ゲオルギー・マレンコフ - ジェフリー・タンバー(堀総士郎)
ヨシフ・スターリン - エイドリアン・マクラフリン
マリヤ・ユーディナ - オルガ・キュリレンコ(木村香央里)
アナスタス・ミコヤン - ポール・ホワイトハウス
ニコライ・ブルガーニン - ポール・チャヒディ
ラーザリ・カガノーヴィチ - ダーモット・クロウリー
クリメント・ヴォロシーロフ - ジェームズ・バリスケール
タラソフ - リチャード・ブレイク
スパルタク・ソコロフ - ジャスティン・エドワーズ
メツニコフ - ジョナサン・アリス
楽家 - ロジャー・アシュトン=グリフィス

 

 

スタッフ

監督:アーマンド・イアヌッチ
脚本:アーマンド・イアヌッチ、デヴィッド・シュナイダー、イアン・マーティン、ピーター・フェローズ
原作:ファビアン・ニュリ、ティエリ・ロビン『La Mort de Staline』
製作:ヤン・ゼヌー、ローラン・ゼトゥンヌ、ニコラ・デュヴァル・アダソフスキ、ケヴィン・ローダー
製作総指揮:ジーン・クリストフ・コルソン、ジル・ダオスト、Catherine Dumonceaux
音楽:クリス・ウィリス
撮影監督:ザック・ニコルソン
編集:ピーター・ランバート
製作会社:Main Journey, Quad Productions
配給:eワン・フィルムズ (英国)、ゴーモン (仏国)、ギャガ (日本)