『シェルタリング・スカイ』感想

『シェルタリング・スカイ』
原題："The Sheltering Sky"
イタリア語題名："Il tè nel deserto"
製作国：イギリス、イタリア
製作年：1990年
公開日：1990年12月14日

作品について

ベルナルド・ベルトルッチ監督・脚本(共同)。

マーク・ペプロー脚本(共同)。脚本家・映画監督・プロデューサーのクレア・ペプローの弟。ベルナルド・ベルトルッチ監督の義弟。

ポール・ボウルズの小説『極地の空』が原作。

ドラマ映画。

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シェルタリング・スカイ(吹替版)

シェルタリング・スカイ(字幕版)

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BDは廃盤のようだ。

感想

1947年のフランス領アルジェリアの都市オランが舞台。

アメリカ人夫婦が異国の地で関係が壊れていく話。

長いし、話もおもしろくない。映像美のための映画。

異国の人たちを未開の地の部族のように意図的に描いている。

坂本龍一の音楽があまり流れない。138分の映画で、サウンドトラックには55分収録されているらしいが。

坂本龍一はこの映画音楽でゴールデングローブ賞を受賞した。

キャスト

キット・モレスビー - デブラ・ウィンガー(藤田淑子)
ポート・モレスビー - ジョン・マルコヴィッチ(津嘉山正種)
ジョージ・タナー - キャンベル・スコット(山寺宏一)
ミセス・ライル - ジル・ベネット(藤夏子)
エリック・ライル - ティモシー・スポール(玄田哲章)
スマイル(Smail) - Mohamed Ben Smaïl(池田勝)
Belqassim - Eric Vu-An
Mahrnia - Amina Annabi
Captain Broussard - Philippe Morier-Genoud
フランス人女性 - ニコレッタ・ブラスキ
Abdelkader - Sotigui Kouyaté
フランス入管職員 - Tom Novembre
ナレーション - ポール・ボウルズ(大木民夫)

字幕翻訳：戸田奈津子

スタッフ

監督：ベルナルド・ベルトルッチ
脚本：マーク・ペプロー and ベルナルド・ベルトルッチ
原作：ポール・ボウルズ
製作：ジェレミー・トーマス
製作総指揮：ウィリアム・アルドルッチ
撮影監督：ヴィットリオ・ストラーロ
編集：ガブリエラ・クリスティアーニ
音楽：坂本龍一、リチャード・ホロウィッツ
製作会社：Sahara Company, TAO Film, Recorded Picture Company, Aldrich Group
配給：ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

配給(イタリア)：Penta Film, Cecchi Gori Group, Warner Bros. Italia
配給(日本)：松竹富士

プロダクションデザイン：Gianni Silvestri; Ferdinando Scarfiotti (Preliminary)
美術監督：Andrew Sanders; John Ralph (Tangier), Steve Simmons (Ouarzazate), John Frankish (Algeria)
衣装デザイン：James Acheson

Production Managers: Lucio Trentini, Zakaria Alaoui (Morocco), Mustapha Nia (Algeria)
Production Supervisor: Denise O'Dell
Post-production Supervisor: Michael Saxton

2nd Unit Director: Fernand Moszkowicz

Assistant Directors: Serena Canevari, Nicoletta Peyran, Claudio Amati, Keltoum Alaoui; Abes Abdelkader (Algeria)

Script Supervisor: Suzanne Durrenberger

Sound Recording: Ivan Sharrock
Sound Re-recording: Gerry Humphreys
Supervising Sound Editor: Don Sharpe

Choreography: Laheen Zinoun

Special Effects Supervisor: Renato Agostini