映画の後には紅茶とお菓子を

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『僕が星になるまえに』の感想

『僕が星になるまえに』
原題: Third Star
製作年:2010年
製作国:イギリス

 

良い映画。

末期がんを患っているジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、親友3人と旅をする話。ドラマ映画。
全然悲壮感がない場面も多い。羽目を外した若者たち。意図的な演出だろうね。

終わり方などが、難病を扱った創作物ではあまりない作品だと思う。

 

短編映画で英国アカデミー賞を受賞したハッティーダルトン監督の、初の長編映画

16mmフィルム撮影。フィルムプリントは35mmフィルムへのブローアップ。

 

アルバトロスは、アサイラム製作のモックバスターなどB級映画、C級映画、はてはZ級映画までを買い付ける配給会社。
けれどジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』以降、アート映画や優れた映画をときどき発掘してくる。

 

スターチャンネルは先週の『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』に続き今週もベネディクト・カンバーバッチ作品を放送。

 

スタッフ

監督:ハッティーダルトン
脚本:ヴォーン・シヴェル
製作:ケリー・ブロード、ヴォーン・シヴェル
音楽:スティーヴン・ヒルトン
撮影監督:カルロス・カタラン
編集:ピーター・クリステリス
製作会社:Western Edge Pictures, Matador Pictures, Cinema One
配給:アルバトロス・フィルム(日本)

 

字幕翻訳:益江貴子

 

キャスト

ジェームズ:ベネディクト・カンバーバッチ
デイヴィー:トム・バーク
マイルズ:JJ・フィールド
ビル:アダム・ロバートソン
海岸の男性:ヒュー・ボネヴィル