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百合とアニメと映画の感想

『翔んだカップル オリジナル版』の感想

翔んだカップル オリジナル版』
製作年:1980年、1983年(オリジナル版)
製作国:日本

 

 

作品について

初公開は1980年7月26日。106分。
1983年3月12日公開のオリジナル版はディレクターズ・カットのことらしい。122分。

 

 

感想

40年前の映画。
原作は1970年代末に週刊少年マガジンに連載されていた漫画らしい。
もうこの時代には、親が海外出張で家におらず一つ屋根の下で学生の男女が暮らす話の漫画があったんだね。今作はおじ夫婦の家に住む設定。
今世紀のラノベや漫画でよくある話だけど。

 

 

ブレーキが壊れた自転車で壁に突っ込むシーン。
昔の映画製作だから、俳優本人に危険なスタントをやらせたんでしょ? 中学生・高校生の役者に。

 

交差点の真ん中に俳優を立たせてゲリラ撮影。

 

DV田代勇介。
「黙れ!」と、手入れしていたボクシンググラブを振り回す。カップボートの扉を破壊。山葉圭がガラスを片付けるのを見ているだけ。自分は片付けない。

山葉圭が杉村秋美の家を訪ねたとき、二股がバレて逆ギレする田代勇介。

 

中山わたるが学校に田代勇介と山葉圭の同棲を密告するのはわかる。
でも何故その前に犯罪予告のいたずら電話をしたのか?

 

モグラ叩きの演出は良い。

 

 

話の展開は早い。ただ、流れが平坦というか緩急がない。

 

 

キャスト

田代勇介:鶴見辰吾
山葉圭:薬師丸ひろ子
中山わたる:尾美としのり
杉村秋美:石原真理子
絵里:前村麻由美
和田先生:円広志
織田隼人:西田浩
サル:吉見秀幸
キツネ:酒井康明
タヌキ:斉藤建夫
榊:岡竜也
静子:長谷川純代
マリ:石川ルミ
教頭:三谷昇
スナックジョーカーのマスター:柳生博
文化祭のバンド:H2O
星田:真田広之
志津:原田美枝子
バンド:羅文

 

 

スタッフ

監督:相米慎二
脚本:丸山昇一
原作:柳沢きみお
製作:多賀英典
プロデューサー:伊地智啓、金田晴夫
音楽:小林泉美
撮影:水野尾信正
編集:井上治
製作会社:東宝、キティ・フィルム
配給:東宝

 

美術:徳田博
録音:酒匂芳郎
照明:野口素胖
スタイリスト:中山寛子
助監督:渡辺寿
スチール:遠藤功成