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『ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2023』感想

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2023』

 

 

概要

Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker

www.wienerphilharmoniker.at

New Year's Concert of the Vienna Philharmonic

www.wienerphilharmoniker.at

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサート

www.wienerphilharmoniker.at

 

 

番組

NHK Eテレ
2023年1月1日(日) 19:00-午後21:50

www.nhk.jp

NHKプラス
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2023010110411

NHK FM
2023年1月1日(日) 19:15-21:50

 

 

感想

毎年恒例のニューイヤーコンサート

2023年の指揮者はフランツ・ウェルザー・メスト。2011年に初めて担当して以来3回目。

1曲を除き、ニューイヤーコンサートで初演奏らしい。ただいつもとあまり変わらない印象を受けた。

 

25分の途中休憩の時間に、NHKエドゥアルト・シュトラウスの紹介動画を流した。

ダニエル・フロシャウアー楽団長が、日本の観客向けにNHKの現地スタジオで挨拶をした。去年はリモートでの挨拶だった。あそらく主要な顧客の国向けに挨拶回りをしているのだろう。

 

ウィーン少女合唱団があることを初めて知った。

ウィーン少女合唱団は2004年にウィーン少年合唱団の関連団体として設立された。Wirth Music Academy の一部門という位置づけ。ウィーン少年合唱団の President 兼 芸術監督 Gerald Wirth が教育や運営に携わっている。

2023年に初めてニューイヤーコンサートに登壇。

wirth-music.org

en.wikipedia.org

 

 

ウィーン・フィルは2020年1月と2022年3月にジョン・ウィリアムズさんと共演した。ジョン・ウィリアムズさん作曲の映画音楽の数々を演奏した。

アメリカの人たちから見れば、ウィーン・フィルは多様性に乏しい管弦楽団だと思うだろうね。ウィーン・フィルはこれでもまだましになったとはいえ。

 

 

2024年の指揮者はクリスティアンティーレマンと発表された。

 

 

出演

指揮:フランツ・ウェルザー・メスト
管弦楽ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団
バレエ:ウィーン国立バレエ団

 

NHK Eテレ
司会:赤木野々花
ゲスト:反田恭平、ヘーデンボルク和樹

NHK FM
案内:田中奈緒
解説:小宮正安(横浜国立大学教授、西洋文化史研究家)

 

 

曲目

第一部

ポルカ・シュネル『誰と踊ろう?』作品251
エドゥアルト・シュトラウス作曲

ワルツ『英雄賛歌』作品87
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

『「ジプシー男爵」のカドリーユ』作品422
ヨハン・シュトラウス作曲

ワルツ『心地よい夜に』作品488
カール・ミヒャエル・ツィーラー作曲

 

第二部

ポルカ・シュネル『元気に行こう』作品386
ヨハン・シュトラウス作曲

喜歌劇『イザベラ』序曲
フランツ・フォン・スッペ作曲

演奏会用ワルツ『愛の真珠』作品39
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

ポルカ・フランセーズ『アンゲリカ・ポルカ』作品123
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

ポルカ・シュネル『さあ行くぞ!』作品73
エドゥアルト・シュトラウス作曲

ポルカ・フランセーズ『上機嫌』作品281
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

ポルカ・シュネル『いつまでも永遠に』作品193
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

ワルツ『まひわ』作品114
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

『鐘のポルカギャロップ』(バレエ『エクセルシオール』から)
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー作曲

オーケストラのための幻想曲『アレグロ・ファンタスティック』作品26b
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

ワルツ『水彩画』作品258
ヨーゼフ・シュトラウス作曲

 

アンコール

ワルツ『美しく青きドナウ』作品314
ヨハン・シュトラウス2世作曲

ラデツキー行進曲』作品228
ヨハン・シュトラウス1世作曲