映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『イエスタデイをうたって』第3話の感想

イエスタデイをうたって』第3話「愛とはなんぞや」

 

 

感想

今回はハルの掘り下げ。

ハルはなかなかの家に住んでいるのね。亡き祖父の家に一人暮らし。
母親とはあまり干渉しあわないようにしていると。会話から上手くいっていないわけではなさそう。

幼少期のハルは西村純二監督、P.A.WORKS制作『グラスリップ』の永宮幸と雰囲気が似ている。

 

映画デートに来ていく服を選ぶ姿は年相応で可愛い。

 

リクオ、木ノ下さん、榀子と、順に風邪をひく。

 

卵粥? かきたま汁?
料理の途中を飛ばしていたけれど、卵の割入れや、お湯に入れた溶き卵が広がる描写が上手い。

5月8日追記:

クレジットは荻上尚見さんかな?

 

榀子は「心は未亡人みてえだな」とリクオ

ハルの楽しみにしているシーンとリクオの看病をクロスカッティングしていたからそんな予感はしていたけど、待ち合わせに来ない。
スマホや携帯電話がない時代ならではの話。

追いかければいいのに。
付き合ってなくてもさ。

 

自動販売機で立ち止まったリクオの後ろをハルが通り過ぎる。
王道の擦れ違い描写。
韓国ドラマの脚本家などは昔の日本の少女漫画の影響を受けているので、韓国ドラマにこのような描写がよくみられる。
と思ったらあっさり再会。

ハルの自己紹介は谷口淳一郎さんがかっちり修正してる。毬がはずむような顔全体の動き、表情芝居、視線。

 

 

 

第3話作監松浦麻衣さんによると、濱口明さんと尾辻浩晃さんのレイアウトと原画が素晴らしいと。

その松浦麻衣さんは、絵コンテ・演出の伊藤良太さんによると、一番多くカット数をチェック・修正していたと。*1 

 

 

 

配信限定episode #3

自己紹介の後、リクオがミルクホールでコーヒーを飲むシーン。
マスターの狭山杏子の入れるコーヒーはおいしいと。

 

 

 

スタッフ

藤原佳幸監督
伊藤良太副監督

脚本:田中仁
絵コンテ・演出:伊藤良太

制作進行:髙本尚希

作画監督:藤原奈津子、渥美智也、松浦麻衣、山野雅明、菊永千里、菊池政芳、海保仁美、菅原美智代、上野沙弥佳、高山洋輔
総作画監督谷口淳一郎

動画検査:小田道子、全後映、大原真琴、狩野洋典
色指定・検査:竹内優太

原画:
 杜もり   國分瑞生
 大津豪   荒井美穂
 野田猛   ZAKOANI
 中尾和麻  久保茉莉子
 山北貴大  納武史
 岩崎成希  アサオカ
 荻上尚見  井中麻仁
 尾辻浩晃  松田萌
 きーくん  澤井駿
 狩野正志  濱口明
 神谷裕

第二原画:
 全後映   清水綾乃
 安江杏珠  齋藤めぐみ
 水野公彰  佐藤光晃
 大迫光紘

 髙嶌聖也  岡根田芽代
 山下直紀  槌谷凌雲
 石井円香

 九州アニメーション
 ライジングフォース
 Poirot
 寿門堂

動画:
 石井邦俊  小田道子
 全後映   狩野洋典
 佐藤歩野花 式地和也
 八木佐織  石井円香

 中村プロダクション
 アニタス神戸
 Lay-duce 作画部
 寿門堂

仕上げ:
 石黒けい  伊藤裕香
 竹内優太  呉政宏
 真壁源太  芦原明音

 スタジオ・エル
 寿門堂

背景:
 スタジオイースター
 坂下祐太  秋山慎太郎
 曽根原理恵 干場佳織
 妹尾想   石川真理
 王葆祺   関口蓮
 相澤諒   平田卓也
 木津海音  村上悠太
 田中伸哉  牧岡聡
 片岡乃梨子

撮影:
 伊藤邦彦  工藤康史
 杉浦誠一  福岡由惟
 水沼賢誠

撮影協力:
 エースクリエイション
 ミュウ
 寿門堂