『イエスタデイをうたって』第5話「ミナトという男」
感想
フィルム撮影。
現在はデジタル一眼レフのrawをソフトウェアで現像する写真家が主流。
お好み焼きをへらで焼く芝居が上手いけど、演出上じっくり見られないのは残念。
「ふゎー、風が気持ちい」と榀子の脚を斜め上から見下ろすカット。
タイトスカートの引っ張られる布の表現が良い。
湊航一はハルのバッグに入っているカラスのカンスケにツッコまなかったのだろうか。
湊航一はハルが好き。
主要人物は皆、一方通行の恋だね。
高校の文化祭。
写真部の展示で、ハルは(おそらくミナト撮影の)風景画をもらう。
ドキュメントを撮っている。人物画は嫌い。風景画は興味ない。と言っていたが、どこかでこじらせた?
その後の回想シーンでなんとなく理由を察することができた。
湊航一の記憶の中のハルは既に髪を切っている。
いつ頃おさげをやめたんだろう?
バイト中のリクオにハルがしゃがんだままにじり寄る芝居が上手い。
「指輪のサイズ10号だからー」と言っていたけど。
婚約指輪の話は、リクオが欲しいカメラの意味をかけているよね?
ミルクホールの看板はちゃんと"CLOSED"。
過去分詞形だから形容詞的用法で「閉店」の意味になるのであって、よくある間違い"CLOSE"は「近い」の意味にもなる。
カモメの飛行をじっくり描いたアニメは最近あまり記憶にないな。
デートでハルに告白したミナト。
ミナトは『イエスタデイをうたって』の登場人物の中で最も潔いようだ。
ミナトが格好良すぎる。
おそらく1話だけ登場して、フィーチャーされ、格好良く去っていく。
ギャラリーでリクオの写真を探して歩くハル。
このカットもタイトスカートの引っ張られる布の表現が良い。
榀子のスカートよりも固い生地だと感じられる質感。
ミナトが撮影したハルのポートレート。
普段のハルと全然印象が違う。
写真の特性を描いた作画、彩色、背景、撮影。
スタッフ
藤原佳幸監督
伊藤良太副監督
脚本:藤原佳幸
絵コンテ:おざわかずひろ
演出:越田知明
制作進行:佐藤利成、関根大起
作画監督:
久保茉莉子 小倉寛之
武藤幹 山野雅明
曾我篤史 市原圭子
山本恭平
寿門堂
菊永千里 菊池政芳
海保仁美 菅原美智代
上野沙弥佳 宮野健
原画:
石井しずく 木村拓馬
久保茉莉子 飯塚葉子
段冠嵩 川上恵里花
豚もう 南部広海
澤井駿 中尾和麻
戸井一樹 山本恭平
小倉寛之 上野卓志
上田彩朔 西島圭祐
柄谷綾子 楊烈駿
松本弘 狩野正志
スタジオバンピーノ
第二原画:
全後映 小田道子
清水綾乃 安江杏珠
齋藤めぐみ 水野公彰
佐藤光晃 大迫光紘
岡根田芽代 石井円香
九州アニメーション
ミュウ
ピー・アール・エー
動画検査:
大原真琴 狩野洋典
石井邦俊 小田道子
動画:
全後映 狩野洋典
佐藤歩野花 式地和也
八木佐織 石井円香
中村プロダクション
寿門堂
色指定・検査:
寿門堂
荒木隆介
仕上げ:
呉政宏 真壁源太
芦原明音
寿門堂
背景:
スタジオイースター
干場佳織 秋山慎太郎
曽根原理恵 妹尾想
石川真理 王葆祺
関口蓮 相澤諒
平田卓也 木津海音
村上悠太 田中伸哉
牧岡聡 片岡乃梨子
撮影:
伊藤邦彦 工藤康史
杉浦誠一 福岡由惟
水沼賢誠
撮影協力:
アニモキャラメル
ピー・アール・エー