『ローマ発、しあわせ行き』
原題: All Roads Lead to Rome
製作年:2015年
製作国:イタリア、スペイン、イギリス、アメリカ合衆国、スウェーデン
作品について
原題の"all roads lead to Rome"は「すべての道はローマに通ず」ということわざ。
エラ・レムハーゲン監督はスウェーデンの映画監督。
ロマンティックコメディ映画。
サラ・ジェシカ・パーカーは、Darren Starがシリーズクリエイター・ショーランナーの『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリー・ブラッドショーで知られている。個人的にはティム・バートン監督『エド・ウッド』(1994)のドロレス・フーラーかな。
感想
ロードムービー。
娘が元彼の母親と一緒に車で逃げたので、主人公は元彼と車で追いかける、という話。
イタリアの話なので、道路を工事中だから15分くらい待ってて、と工事現場の人に言われる。そしておとなしく待つ。
車を停めてマギーとルカがいちゃいちゃしている間に、サマーとカルメンが通り過ぎた。
カルメンは元恋人のMarcellinoと結婚するためにローマに行く。
サマーがおばあちゃん誘拐犯として報道される。ルカがテレビリポーターのジュリアに頼んだから。どんどん尾ひれがついて大犯罪者に仕立て上げられた。
ヒッチハイクするため、カルメンに無理やり色仕掛けで太腿を出すのを抵抗するサマー。レズビアンのErmenegildaに「綺麗だったよ」と言われた。
ジュリアが美談の報道をしてくれた。そのおかげで問題解決。
大筋の話はいいけれど、細部の描写が好みではない。犯罪関連が。犯罪関係の描写はなくても成立するのに。いくらコメディ映画とはいえ笑えない。
Rotten Tomatoes
Rotten TomatoesのTomatometerが0%。0%の映画はそうそうない。どんなに批判された映画でも多少は好意的なレビューがある。Wikipediaにも記事があるくらい0%の映画は少ない。Audience Scoreも16%。
キャスト
マギー・フォーク:サラ・ジェシカ・パーカー
サマー・フォーク:ロージー・デイ
ルカ:ラウル・ボヴァ
カルメン:クラウディア・カルディナーレ
ジュリア:パス・ベガ
Inspector Moravia - Marco Bonini
Valentina - Nadir Caselli
Marcellino - Shel Shapiro
Ermenegilda - Rocio Muñoz
スタッフ
監督:エラ・レムハーゲン (Ella Lemhagen)
脚本:ジョシュ・アッピニャネージ (Josh Appignanesi)、シンディ・マイヤーズ (Cindy Myers)
製作:Monika Bacardi, Juan Antonio García Peredo, Andrea Iervolino, Silvio Muraglia, Fredrik Zander
撮影:ゲルゲイ・ポハールノク (Gergely Pohárnok)
編集:Thomas Lagerman
音楽:アルフォンソ・ゴンサレス・アギラル (Alfonso González Aguilar)
製作会社:Ambi Pictures, Paradox Studios
配給:Momentum Pictures (北米)、Ambi Pictures (イタリア)、ハピネット (日本)