『姫様“拷問”の時間です』第12話
作品について
春原ロビンソンさん原作、ひらけいさん作画のギャグ漫画が原作。
感想
おもしろかった。
エクスの得意技は4回転サルコウ。男子フィギュアは4回転を飛べて当たり前の世界。サルコウジャンプは後ろ向き姿勢から靴のブレードのエッジを使って踏み切る。6種類あるジャンプの中では難易度が低い。
バニラの両親は子煩悩というか親ばか。
バニラのワンピースが可愛い。
バニラは初めてできた友達と遊びたいだけなのだが、姫様はいつものような「拷問」だと勘違い。まだ完全に素直になれないバニラは、姫様の勘違いを正せず、内心後悔。
イケメン姫様。
姫様の滑った跡が氷に描かれている。背景美術が細かい。
微熱の姫様をトーチャーが布団に寝かせ、看病する。ダターマがエクスを布団に寝かせ、掛け布団を掛けてあげている。優しい。
魔王城の周囲にある深い谷間の淵を、さおだけ屋のトラックが走っている。シュール。
トーチャーが持ち込んだテレビが昭和時代の古いブラウン管テレビ。家具調デザインのカラーテレビ。チャンネルはダイヤル式。パナソニックの歴史から考えると、1970年代あたりの製品かな? トーチャーが仕事で使うラップトップPCとの組み合わせがおもしろい。
魔王様の配慮で姫様は布団を支給された。
人事異動で担当が外れるかもしれないので、姫様とトーチャーは今日の「拷問」に友達を全員呼んだ。皆変わらず杞憂だったが。
長いCパートでいきなり異世界転移。魔王様は漆黒王から民衆を救う勇者様だった。
最終話なのでオープニングアニメーションが省略されたと思っていたら、Cパートでオープニングテーマ「まっさかさマジック!」がギャグ扱い。
第2期製作決定。嬉しい。
分割2クールだから、Blu-ray Disc の情報を公開していなかったのか。
PINE JAM は現在『姫様“拷問”の時間です』以外の制作発表をしていない。
余談
つるまいかださんの漫画『メダリスト』のテレビアニメが2025年1月から放送される。フィギュアスケートはアニメーションで描くのが難しい題材の1つ。スケーティングは3DCGアニメーションで描くようだ。楽しみ。
山本靖貴監督、花田十輝さんシリーズ構成・脚本、亀山千夏さんがキャラクターデザイン・総作画監督、伊藤陽祐さんが総作画監督、こうじさんがフィギュアスケート監督・3DCGディレクター。
キャスト
姫:白石晴香
エクス:小林親弘
トーチャー・トルチュール:伊藤静
陽鬼:永瀬アンナ
陰鬼:井上ほの花
クロル:山根綺
ジャイアント:茅野愛衣
マオマオちゃん:日高里菜
ルルン:中原麻衣
ギルガ:千本木彩花
バニラ・ペシュッツ:富田美憂
カナッジ:福島潤
ルーシュ・ブリタン:小野大輔
ジモチ:大塚芳忠
魔王:玄田哲章
第12話スタッフ
脚本:筆安一幸
絵コンテ:浅井義之
演出:金森陽子
総作画監督:河野敏弥、加藤けえ、迫江沙羅、小美野雅彦
作画監督:夏木洋、近藤明也圭、大野勉、山内大輔、加藤祐子、佐々木貴宏、酒井愛理、新井博慧、いのうえりか、柴田勝紀、山本もも、村木智彦、山中正博、白幡裕二、黄薇霓、中村咲智、渡辺千尋、牧原加奈、日高真由美、滝山真哲、藤森蒼、片出健太
料理作画監督:田村恭穂
メインスタッフ
原作:春原ロビンソン、ひらけい
監督:金森陽子
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:河野敏弥、古橋聡
サブキャラクターデザイン:滝山真哲、住本悦子
衣装デザイン:住本悦子、土佐岡加奈、山合沙良、酒井愛理
総作画監督:河野敏弥、迫江沙羅
料理・プロップデザイン:田村恭穂
色彩設計:今野成美
美術監督・美術設定:宮本実生
撮影監督:長谷川麻美
編集:坂本久美子
音響監督:明田川仁
音響効果:安藤由衣
音楽:横山克
音楽プロデューサー:大隅啓良
音楽ディレクター:染谷理沙、梅香扶
音楽制作:小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント
プロデューサー:中島直人、水谷圭、清原愛一朗、大矢陽久、植木達也、神田亮太、黒田健史、松村尚、大和田智之
アニメーションプロデューサー:向峠和喜
アニメーション制作:PINE JAM
製作:国王軍第三騎士団
企画:盛武源、山崎健詞、今成一裕、古澤圭亮、長畑克也、弓矢政法、佐藤真紀、竹内伸幸、田﨑勝也、向峠和喜
原作協力:「少年ジャンプ+」編集部、細野修平、中路靖二郎、赤賀映、根岸菜緒
企画協力:林辰朗、村井佑梨羽
アシスタントプロデューサー:沼越有加、並木智誠、團りな、伊藤宗人、柿沢宏、坂本悠、岩崎沙耶花、穂坂崇徳、吉野彩香、鈴木杏奈、岡﨑優、多田祐一
制作デスク:安倍伸
設定制作:奈良牧人