作品について
村岡ユウさんの漫画が原作。過去に複数の男子柔道漫画を描いていた。
荻原健監督。初監督。撮影監督出身*1。阿部記之総監督、山下宏幸監督、藤井俊郎監督『BORUTO』(2017)の絵コンテ・演出。工藤進監督『擾乱』(2021)の絵コンテ・演出。大橋一輝監督『シャドーハウス』(2021)の絵コンテ・演出。
皐月彩さんがシリーズ構成・脚本。初シリーズ構成。2023年春アニメの羽鳥潤監督『カワイスギクライシス』(2023)でもシリーズ構成・脚本を務めている。
実写作品で脚本を多数執筆したのち、アニメ作品では山本秀世監督、待田堂子さんシリーズ構成『うちの師匠はしっぽがない』(2022)や小野勝巳監督、小林雄次さんシリーズ構成『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(2022)で脚本を担当。
武川愛里さんがキャラクターデザイン・総作画監督。初キャラクターデザイン。曽我準監督『パンドラとアクビ』(2019)のサブキャラクターデザイン。工藤進監督『擾乱』(2021)のサブキャラクターデザイン。
BAKKEN RECORD がアニメーション制作。タツノコプロのブランド。大松裕プロデューサーが率いるスタジオらしい。
感想
女子柔道が題材のアニメは、浦沢直樹原作の、ときたひろこ監督『YAWARA!』(1989-1992)くらいかな。
おもしろい。
柔道は練習が辛いからもうやめる、と思っていた未知は、永遠と安奈に引っ張り合いにされ、永遠を投げ技で一本を取った。そして一本を取る気持ちを思い出した。たしか早苗が安奈の足を払ったよね?
中学校時代の対戦相手が、高校で仲間になると。
未知の動きがアクロバティック。投げられそうになると、バク宙で着地。
第1話の作画監督に河本零王さんがいたし、人物アクションを描けるアニメーターを集めたようだ。あるいは演出で魅せるだけの力量がなければ、スポーツアニメは絵に描いた餅になりかねない。
未知は永遠の絞め技で失神したが無事回復した。
学校柔道では、多くの生徒が事故で亡くなったり、後遺症が残る重傷を負ったりしている。
演出
デフォルメした顔でリアクションさせる。「おまんじゅう」と呼ばれている、ぬいぐるみなどのキャラクターグッズみたい。
中学1年生のとき未知に誘われたことを思い出し、早苗は畳の影から太陽の光がさす場所に歩き出す。
Blu-ray Disc
キャスト
園田未知:伊藤彩沙
滝川早苗:安齋由香里
氷浦永遠:三浦千幸
南雲安奈:稗田寧々
姫野 紬:永瀬アンナ
夏目紫乃:内山夕実
第1話スタッフ
脚本:皐月彩
絵コンテ・演出:荻原健
メインスタッフ
原作:村岡ユウ
監督:荻原健
シリーズ構成:皐月彩
キャラクターデザイン・総作画監督:武川愛里
サブキャラクターデザイン:立花希望、丁田すみ
プロップデザイン:岡戸智凱
色彩設計:のぼりはるこ
美術監督:西山正紀
美術デザイン:谷内優穂
撮影監督:小西庸平
編集:坂本雅紀
音響監督:亀山俊樹
音響効果:猪俣泰史
音楽:成田旬
音楽プロデューサー:中村伸一
音楽制作:ポニーキャニオン
プロデューサー:上田智輝、斎藤譲、上田真澄、鹿志村絵美、武富陵一郎
アニメーションプロデューサー:大松裕
アニメーション制作:BAKKEN RECORD
製作:もういっぽん!製作委員会