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『桜ノ雨』感想

『桜ノ雨』
製作年:2016年
製作国:日本
公開日:2016年3月5日

 

 

作品について

ウエダアツシ監督。

halyosy(森晴義)作詞・作曲の初音ミクのボカロ曲が原作。森晴義の原作・原案をもとにした小説シリーズがある。

森晴義が所属するバンドabsorb名義で、2008年11月26日に日本クラウンが『桜ノ雨』のCDを発売した。absorbは2010年12月20日に解散した。

『桜ノ雨』は卒業式で合唱する卒業ソングの定番となっている。

ドラマ映画。

 

sakuranoame.halyosy.com

www.nicovideo.jp

 

 

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ボカロ曲が原作のライトノベルは小学生中学生女子を中心にヒットしている。角川ビーンズ文庫が積極的に出版している。

その影響か『桜ノ雨』はBlu-ray Discは発売されておらずDVDのみ。

 

 

感想

映画版は小説とは異なるオリジナルストーリー。合唱部の高校生たちが悩んだり切磋琢磨したりする物語。

音浜高校は静岡県沼津市の海岸沿いにあるという設定。酒井和男監督『ラブライブ!サンシャイン!!』シリーズも沼津市が舞台。

中盤のシークエンスだけ見たら、細かいカット割りと男声のチャントでサイコロジカルスリラーっぽい演出。

合唱コンクール本番直前に歌う曲を『桜ノ雨』に変更する。観客を感動させるためのストーリーだろうが、キャラクターたちの無謀な行動になってしまっている。

 

デジタル・フロンティアVFXを多用する実写映画を制作している印象がある。こういう作風の映画も元請け制作したのか。

 

 

キャスト

遠野未来 - 山本舞香
桜音ハル - 浅香航大
北村蓮 - 広田亮平
美月瑠華 - 久松郁実
鹿島友梨 - 三浦透子
佐山鈴 - 井上由貴
中村大樹
きそひろこ
高田芽衣子 - 田畑智子
遠野みどり - 奥貫薫

 

 

スタッフ

監督:ウエダアツシ
脚本:小林弘利
原作・原案:halyosy
原作:『桜ノ雨』シリーズ(PHP研究所刊)
小説版著:藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス
製作総指揮:吉田尚剛
プロデューサー:菊池剛、阿部祥紀、松村傑、海老沼泰弘、岩淵規
撮影:早坂伸
美術・装飾:中谷暢宏
照明:藤田貴路
録音:渡辺丈彦
編集:ウエダアツシ、浜辺啓太郎
楽曲制作:halyosy
音楽プロデューサー:和田亨
音楽監修:林祐介
合唱指導:相澤圭介
ピアノ指導:酒井真美
スタイリスト:岡本佳子
ヘアメイク:堀口有紀
VFXスーパーバイザー:前川英章
CGプロデューサー:鈴木伸広
制作プロダクション:デジタル・フロンティア
制作協力:メディアンド
企画:AMGエンタテインメント
製作:『桜ノ雨』製作委員会(アミューズメントメディア総合学院KADOKAWA、BSフジ、ドワンゴPHP研究所)
配給:AMGエンタテインメント