『アルキメデスの大戦』
製作年：2019年
製作国：日本
公開日：2019年7月26日
作品について
山崎貴監督・脚本。
戦争ドラマ映画。
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感想
おもしろい。
大日本帝国海軍の巨大戦艦大和の建造計画を巡る駆け引きや人間関係が題材。
虚偽の予算、想定外の危機など時事的。東日本大震災や2020年東京オリンピックを念頭に置いて脚本を書いていそう。今なら2025年大阪・関西万博も。
櫂直が悪堕ちした。平山忠道に言葉で丸め込まれた。アナキン・スカイウォーカー。歴史改変ならず。
ここから死へと向かっていく。
ABCD包囲網などで追い込まれ、太平洋戦争を始めた大日本帝国の政治家や軍部は愚か。大勢の人を直接的・間接的に死に追いやった。追い込まれた時点で日本の負け。大東亜共栄圏という妄想。
VFX制作は白組、VFXディレクターは渋谷紀世子さん。日本映画の中ではVFXの出来がいい。
ジェームズ・マンゴールド監督『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)に、アルキメデスが登場していた。
山崎貴監督が『ゴジラ-1.0』(2023)の宣伝を兼ねて出演していた、BS-TBSの『X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏』第53回 「山崎貴と日本VFX」が興味深かった。
司会のカズレーザーが、ゲストから言葉を引き出すのが上手。事前にその分野をちゃんと勉強しているのだろうね。
キャスト
櫂直：菅田将暉
田中正二郎：柄本佑
尾崎鏡子：浜辺美波
大里清：笑福亭鶴瓶
大角岑生：小林克也
宇野積蔵：小日向文世
永野修身：國村隼
嶋田繁太郎：橋爪功
平山忠道：田中泯
山本五十六：舘ひろし
大里商船の事務員：波岡一喜
セツ：木南晴夏
藤岡喜男：山崎一
蒲瀬和足(参謀)：飯田基祐
高任久仁彦：奥野瑛太
尾崎留吉：矢島健一
料亭の女将：角替和枝
下宿の大家：池谷のぶえ
造船会社の部長：天野ひろゆき
若い士官：石田法嗣
ナレーション：窪田等
スタッフ
原作：三田紀房
監督：山崎貴
脚本：山崎貴
製作：市川南
エグゼクティブプロデューサー：阿部秀司、山内章弘
プロデューサー：佐藤善宏、守屋圭一郎
ラインプロデューサー：阿部豪
撮影：柴崎幸三
美術：上條安里
衣裳：水島愛子
照明：上田なりゆき
録音：藤本賢一
編集：宮島竜治
音響効果：岡瀬晶彦
音楽：佐藤直紀
VFXスーパーバイザー：山崎貴
VFXディレクター：渋谷紀世子
カラーグレーダー：齋藤精二
装飾：龍田哲児
特機：奥田悟
ヘアメイク：宮内三千代
キャスティング：梅本竜矢
助監督：安達耕平
制作担当：櫻井紘史
宣伝プロデューサー：鎌田亮介
プロダクション統括：佐藤毅
制作プロダクション：ROBOT
制作協力：阿部秀司事務所、東宝映画
製作：「アルキメデスの大戦」製作委員会(東宝、日本テレビ放送網、電通、読売テレビ放送、ROBOT、白組、KDDI、講談社、阿部秀司事務所、東急エージェンシー、日本出版販売、ひかりTV、毎日新聞社、朝日新聞社、ローソンエンタテインメント、GYAO、時事通信社、カルチュア・エンタテインメント、木下グループ、ニッポン放送、中日新聞社)
配給：東宝
