『ハンバーガー・ヒル』感想

『ハンバーガー・ヒル』
原題: Hamburger Hill
製作年：1987年
製作国：アメリカ合衆国

作品について

ジョン・アーヴィン監督。

ベトナム戦争の1969年5月のハンバーガー・ヒルの戦いを描いた戦争映画。

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ハンバーガー・ヒル (字幕版)

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感想

「ハンバーガー・ヒルの戦い」というネーミングセンスがアメリカらしい。俗。

兵士がベトナムの女性と「遊んでいる」シーンを観ると、典型的な、男が女に溺れて負けた戦争だと思う。

いい映画。

アメリカ映画なのに自然主義。アメリカ映画は、劇的な描写を作りたがるのに。

アメリカ軍がひたすら無様にやられていく姿を描く。アメリカでヒットしなかった理由。

エイトル・ヴィラ＝ロボス作曲『ブラジル風バッハ』第4番(ピアノ曲)が、この映画の戦場描写に合う。

ヴィラ＝ロボス: ブラジル風バッハ第4番,W264,424 前奏曲（序奏） Pf.日置寿美子:Hioki,Sumiko

ヴィラ＝ロボス: ブラジル風バッハ第4番,W264,424 コラール（藪の歌） Pf.日置寿美子:Hioki,Sumiko

ヴィラ＝ロボス: ブラジル風バッハ第4番,W264,424 アリア（賛歌） Pf.日置寿美子:Hioki,Sumiko

ヴィラ＝ロボス: ブラジル風バッハ第4番,W264,424 踊り（ミゥヂーニョ） Pf.日置寿美子:Hioki,Sumiko

キャスト

ヴィンセント・”アルファベット”・ラングイリ：アンソニー・バリル、堀内賢雄
レイ・モータウン：マイケル・ボートマン、吉村よう
ジョニー・ウォッシュバーン：ドン・チードル、島香裕
ハリー・マーフィー：マイケル・ドラン、江原正士
エリオット・”マック”・マクダニエル：ドン・ジェームズ、笹岡繁蔵
アダム・フランツ：ディラン・マクダーモット、安原義人
ポール・ガルヴァン：マイケル・A・ニックルズ
マイケル・ダフィー：ハリー・オライリー、西村知道
フランク・ゲイガン：ダニエル・オーシェア
ジョー・ベレツキー：ティム・クイル、大塚芳忠
マーティン・ビーンストック：トミー・スワードロウ、土師孝也
エイブラハム・”ドク”・ジョンソン：コートニー・B・ヴァンス、谷口節
デニス・ウースター：スティーヴン・ウェバー、若本規夫
テリー・イーデン：ティーガン・ウェスト、小室正幸

その他：伊藤博、成田剣、小島敏彦、土井美加

TBS版 - 1989年4月18日『火曜ビッグシアター』初回放送(コレクターズ・エディションDVDに収録)
演出：松川陸
翻訳：宇津木道子
プロデューサー：上田正人
制作：ザック・プロモーション/TBS

スタッフ

監督：ジョン・アーヴィン
脚本：ジェームズ・カラバトソス
製作：マーシャ・ナサティア、ジェームズ・カラバトソス
製作総指揮：ジェリー・オフセイ、デヴィッド・コルダ
共同プロデューサー：ラリー・デ・ウェイ
撮影監督：ピーター・マクドナルド
編集：ピーター・タナー
音楽：フィリップ・グラス
製作会社：RKO Pictures
配給：パラマウント映画 (米国)、日本ヘラルド映画 (日本)