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百合とアニメと映画の感想

『Vivy -Fluorite Eye's Song-』第8話感想: オフィーリアとアントニオ

『Vivy -Fluorite Eye's Song-』第8話「Elegy Dedicated With Love -たった一人の大切なパートナー-」

 

 

作品について

P.A.WORKS作品でおなじみの許琮(ホ ジョン)さんが絵コンテ。

w.atwiki.jp

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2020年3月22日放送の『ONE PIECE』第925話の絵コンテで、久々にPA以外の制作会社のアニメに参加していた。

 

 

また、今まで梅原英司さんと長月達平さんが共同で脚本を書いていたが、第8話で河口友美さんが参加。3人で共同執筆。

河口友美さんは『Vivy』で文芸協力としてクレジットされている。『曇天に笑う<外伝>』で梅原英司さんと共同脚本。『進撃の巨人』Season3で設定制作と文芸協力。ミュージックビデオでアニメーションプロデューサーを務めた。

WIT STUDIOの公式ファンアプリ『WITアプリ』で連載コラム「Back up」を担当しているようだ。

 

witapp.witstudio.app

 

初めて3話構成の話。第9話に続く。

BD&DVDは話のまとまりごとに全6巻に分けている。

 

 

感想

オフィーリアの歌を認めてくれるのはアントニオだけ。パートナーAI。5年前に原因不明で機能を停止した。

ウィリアム・シェイクスピアつながりで、『ヴェニスの商人』の主人公アントーニオ?……ではなさそう。サリエリかな? 後述のフランツ・リストと関係がある。

アントニオ・サリエリ作曲『トロフォーニオの洞窟』のオフィーリア。

en.wikipedia.org

ミロス・フォアマン監督『アマデウス』(1984)という名作映画がある。

 

 

オープニングは「Sing My Pleasure」。第7話の「Galaxy Anthem」は特殊オープニングだったのか。

 

オフィーリアの自死を止めるだけのイージーオペレーションとマツモトは言うが、今までの物語からして簡単に済むとは思えない。

仕事をしながらマツモトと会話しているディーヴァ。さっきのマツモトとの会話を反芻している演出かとも思ったけれど、ディーヴァがオフィーリアの後を追うのを見てマツモトが焦って掛けた言葉からすると前者のようだ。

「何か悩んでいることはない? 例えばそう、死にたくなるような悩み事とか」
マツモトが間髪をいれずにツッこんだ通り下手くそな聞き方。

 

AIのウェルテル効果。

現実でも、アイドル歌手が命を絶ち、その影響で自死する人が多くいたらしい。

 

マツモトの目は立方体のどの面でもいいのか。

マツモトの口から、第6話のその後が語られた。

 

S-14の防犯カメラに垣谷は写っていない。ダミー映像。垣谷及びトァクはマツモトより上手(うわて)。かと思ったけれどアントニオによる細工の可能性、さらには両者が通じている可能性もある。

 

オフィーリアの中身はアントニオ。5年前にアントニオがオフィーリアを乗っ取った? あるいはオフィーリアの自死後にアントニオが抜け殻のボディーを使って、オフィーリアが生きている(AIは自死しないという「常識」)ように振る舞っている?

 

Cパート。

若き日の垣谷はピアニストを目指していたが、交通事故で負傷、AIの先生が救命活動中に火災の中で爆発。

垣谷は何度でもAIに命を助けられている。

 

垣谷はディーヴァの名前「ヴィヴィ」を知っている。

 

 

演出

ディーヴァとオフィーリアが話をした場所の背景に星座。

ゾディフェスなので、今までのヴィヴィ(ディーヴァ)たちとは異なるステージ演出。

いかにもな、オフィーリアの監視カメラ映像の強調。

 

 

Salieri

アントニオ・サリエリフランツ・リストの先生だった。他にもフランツ・シューベルトルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンヨハン・ネポムク・フンメルフランツ・クサーヴァー・モーツァルト(有名なヴォルフガング・アマデウスモーツァルトの子ども)が生徒だった。

 

 

La campanella

フランツ・リスト作曲『ラ・カンパネラ』。『パガニーニによる大練習曲』第3番の愛称。

ニコロ・パガニーニ作曲 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 第3楽章の主題・旋律を編曲したもの。

 

フジコ・ヘミングの演奏。名ピアニスト。


リスト/ラ・カンパネラ フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ F.Liszt/La campanella

 

 

キャスト

ヴィヴィ / ディーヴァ:種崎敦美(歌唱:八木海莉)
マツモト:福山潤
エステラ:日笠陽子(歌唱:六花)
グレイス:明坂聡美(歌唱:小玉ひかり)
オフィーリア:日高里菜(歌唱:acane_madder)
ルクレール:山根綺
エリザベス:内山夕実(歌唱:乃藍)
ナビ:泊明日菜
アーカイブ大原さやか
汎用型歌姫AI:本渡楓(歌唱:コツキミヤ)
コンシェルジュ女性AI:清水彩香
アントニオ:小山力也

松本博士 / 松本修子安武人
霧島モモカ富田美憂
霧島ユズカ:小原好美
相川ヨウイチ:加藤将之
垣谷ユウゴ:新垣樽助
冴木タツヤ:小野賢章田村睦心(少年)
ドクター:津田英三
ケンジ:柳田淳一

 

 

第8話スタッフ

脚本:梅原英司、長月達平、河口友美
絵コンテ:許琮
演出:洪佩妮、片桐崇

作画監督:三木俊明、山田真也、齋藤千尋、五月女妃苗、工藤裕加
総作画監督:胡拓磨

動画検査:哘﨑海玖
色指定・仕上検査:庄司詩織
AIスペシャルエフェクト:三田遼子、中愛夏

 

 

メインスタッフ

原作:Vivy Score
監督:エザキシンペイ
助監督:久保雄介
原案・シリーズ構成・脚本:長月達平、梅原英司
キャラクター原案:loundraw
キャラクターデザイン:高橋裕一
サブキャラクターデザイン:三木俊明、鈴木政彦、洪佩妮
メカデザイン:胡拓磨
総作画監督高橋裕一、胡拓磨
メインアニメーター:三木俊明
色彩設計:辻田邦夫
美術監督:竹田悠介
美術設定:金平和茂、高畠聡、藤井一志
3DCGディレクター:堀江弘昌
撮影監督:野澤圭輔
編集:齋藤朱里
音響監督:明田川仁
音響効果:上野励
音楽:神前暁
音楽プロデューサー:山内真治
音楽制作:アニプレックス
企画:岩上敦宏、和田丈嗣
プロデューサー:高橋祐馬、伊藤整
アニメーションプロデューサー:大谷丞
制作デスク:吉信慶太
設定制作:岡本美穂
文芸協力:河口友美
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作:アニプレックスWIT STUDIO