『ユーレイデコ』第2話「不思議なよそ者」
作品について
オリジナルアニメ。
感想
第1話よりストーリーがわかりやすくなっている。
現実世界ではAR、それとは別にVR世界もある。
評価係数"らぶ"を偽装するとこの世界では違法。
装着が義務付けられているデコは、眼球への移植か眼鏡型デバイスかを選べる。
ベリィの両親の仕事はコンテンツモデレーター。つまりSNSの監視、検閲。言論弾圧のようだ。
パスワードを子どもの誕生日にしていて、子どもがいたずらしちゃう。あるあるネタ。
娘へのお仕置きが、外出禁止、超再現空間への接続も学校以外は禁止。アメリカの家族みたい。
ベリィと両親の関係が、マッチングアプリを使って遊ぶ、深夜に出歩く娘に手を焼いている両親に見えなくもない。ベリィも「やばいこれって家出じゃん。らぶい」と言っているし。
ベリィが飼っている謎のペットが可愛い。
眼科医がマッドサイエンティストみたいな言動。
でも眼科医やロボットが「怖くない、怖くない」と言っているのは、小児科や小児外科や小児歯科のようだ。
ベリィ、ハック、フィンの名前の元ネタはマーク・トウェインの小説『ハックルベリー・フィンの冒険』。
演出
怪人0に追いかけられているシーンの劇伴がゲームっぽい。ストーリーや演出もゲームっぽいからぴったり。
「ベリィ! 何している!」とお父さんにデコを取り上げられたカットは、ローアングルショット(煽り構図)でお父さんを強権的に印象付けている。
ベリィは左右の目の違うオッドアイ。右目のデコが壊れているかもしれないという疑問の根拠にもなっているのかな。だから眼科に行った。
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キャスト
ベリィ:川勝未来
ハック:永瀬アンナ
フィン:入野自由
ハンク:佐藤せつじ
マダム44:定岡小百合
スマイリー:釘宮理恵
ランプ:清水はる香
マシアル:宮島岳史
ロジ:山本和臣
ハーパー:松浦裕美子
クジャク先生:越後屋コースケ
怪人0:大塚明夫
第2話スタッフ
脚本:佐藤大
絵コンテ:蓮谷トヲル、霜山朋久、本橋茉里、野口花梨
演出:蓮谷トヲル
作画監督:石山正修
プロップデザイン:ツブキケン、石山正修
設定開発:星夢乃、高畑匠子、野口花里、本橋茉里、Nick McKergow、甘浩天、Makoto Matsumura
メインスタッフ
原案:湯浅政明、佐藤大
監督:霜山朋久
シリーズ構成:佐藤大
脚本:佐藤大、うえのきみこ
キャラクターデザイン:本間晃
プロップデザイン:石山正修、ツブキケン
色彩設計:辻田邦夫
美術監督:赤井文尚
撮影監督:関谷能弘、伊藤ひかり
編集:齋藤朱里
音響監督:久保宗一郎
音響効果:西村睦弘
音楽:ミト(クラムボン)、齊藤耕太郎、Yebisu303
音楽プロデューサー:佐藤純之介
音楽制作:ランティス
企画プロデュース:鈴木哲史
チーフプロデューサー:菊川裕之、チェ・ウニョン、坪井信人
プロデューサー:百武揮志朗、崎田康平、キム リリ、曹聡
アニメーション制作:サイエンスSARU
製作:ユーレイ探偵団(バンダイナムコフィルムワークス、サイエンスSARU、クランチロール、NetEase Games)