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『ちいさな独裁者』の感想

『ちいさな独裁者』
原題: Der Hauptmann
製作年:2018年
製作国:ドイツ

 

 

作品について

第二次世界大戦末期、将校に成りすました脱走兵ヴィリー・ヘロルトが独裁者になり収容所の捕虜を虐殺した経緯を描いた映画。「エムスラントの処刑人(Der Henker vom Emsland)」という異名で呼ばれた。戦後、連合国軍により裁判にかけられ、戦争犯罪人として処刑された。

原題の"Hauptmannは"ドイツ語で大尉の意味。英語題は"The Captain"。

 

 

感想

淡々と描いている。淡々と暗い結末に突き進んでいく。無常感がある。

 

ハリウッド映画とは異なり、音楽をあまり使わない点が良い。

 

彩度を落とした、白黒のような画作り。

 

 

キャスト

ヴィリー・ヘロルト:マックス・フーバッヒャー(杉田智和)
フライターク:ミラン・ペシェル(多田野曜平)
キピンスキー:フレデリック・ラウ(土田大)
シュッテ:ベルント・ヘルシャー(佐々木祐介)
ハンセン:ワルデマー・コブス(中村浩太郎)
ユンカー:アレクサンダー・フェーリング
ロジャー:ザムエル・フィンツィ
ゲルダ・シュッテ:ブリッタ・ハンメルシュタイン

 

 

スタッフ

監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ロベルト・シュヴェンケ
製作:フリーダー・シュライヒ、イレーネ・フォン・アルベルティ
製作総指揮:フィリップ・リー、マーカス・バーメットラー、マルセル・グライヴェ、カイ・ニーセン、ダニエル・ヘッツァー
音楽:マルティン・トードシャローヴ
撮影:フロリアン・バルハウス
編集:マイク・チャルネツキ
製作会社:フィルムギャラリー451、アルファマ・フィルムズ、オパス・フィルム
配給:ヴェルトキーノ映画配給 (Weltkino Filmverleih) (独国)、シンカ=アルバトロス・フィルム=STAR CHANNEL MOVIES (日本)