『BLUE REFLECTION RAY/澪』第21話「まだ何もものに していないよ」
感想
有理が間に合い、都に指輪をはめたおかげで、都の想いが守られた。
亜未琉も深い眠りにつき、涼楓がずっと付き添っている。
都の感情や思考がまっとうでいい。当初は仁菜を警戒していたし、今までの元凶の1人である美弦を簡単に信頼できないと告げる。
都は想いを抜かれそうになった経験があるので理解できる。
「お姉さま相手に、あいつを取り合ってるみたいだったな」と後に仁菜は評した。
コモンへ行くためには、集めた少女たちの想いに共鳴する必要がある。そのフラグメントは紫乃が作り出した異空間にある。
妹のことを想いかつて暴走した姉が、妹が親友と一緒に戦おうとしているのを見つめる。その想いたるや。
青椒肉絲。
食材や調味料の分量を量らず、「適当でいいだろ」と言い放つ仁菜。片栗粉。
料理の経験があまりなさそうな家庭環境だったとはいえ、いわゆる「飯マズ」の素養がある。
「小さい頃からね、起きたときに誰かがいるとほっとするんだ。ありがとう」
眠るかつてのバディ、百をお見舞いした美弦。
百の前で気持ちを吐露する美弦。
百が目覚めた。
ぬか床は生き物。
糠床は乳酸菌と酵母菌が同じくらいのバランスで存在していることが大切。乳酸菌は嫌気性菌、酵母菌は好気性菌。かきまぜないと乳酸発酵が進み、酸っぱくなってまずくなる。かきまぜると酵母菌がアルコールなどを出して、乳酸菌の増殖を防ぐ。
糠床は毎日かきまぜ続けないと、腐敗菌やカビが繁殖してだめになる。
百のおばあちゃんが孫娘に遺したものを、百が眠っていた間も親友が守り続けた。だから百は感極まった。
老若男女関係なく想いが失われている。
今AASAで動けるのは、斎木有理とリフレクター候補の靭こころの2人だけ。
『BLUE REFLECTION TIE/帝』に登場する靭こころ(うつぼ こころ)が有理と一緒に『BLUE REFLECTION RAY/澪』に登場。
百が目覚めたという話を聞いたことで、亜未琉のために動いてくれていた陽桜莉や瑠夏の説得を一蹴してしまったことを後悔している涼楓。
そして、亜未琉が目覚めて、また亜未琉と話せるという希望を持った涼楓。
身体の一部が宝石化する現象を傷と呼び、自分が他の人たちを苦しめ傷つけてしまった罪を背負い続けなければならないと語る美弦。
美弦が戻してくれた想いの証だと百。
紫乃を助けたいと決意した美弦。
紫乃の過去についてはまだ語られず。
紫乃の救済がテレビアニメの物語の最終目標になったので、ハッピーエンドで終わるめどが立った。
キャスト
平原陽桜莉:石見舞菜香
羽成瑠夏:千菅春香
田辺 百:高倉有加
白樺 都:大和田仁美
平原美弦:上田麗奈
山田仁菜:玉城仁菜
駒川 詩:田辺留依
水崎紫乃:井澤詩織
司城夕月:高野麻里佳
司城来夢:秦佐和子
斎木有理:佐倉綾音
靭 こころ:高柳知葉
橘 涼楓:平山ゆりか
皇 亜未琉:真野あゆみ
両野朝子:海田朱音
第21話スタッフ
脚本:和場明子
絵コンテ:羽多野浩平、石山タカ明
演出:石山タカ明
総作画監督:村上雄、坂本哲也、菊田幸一
作画監督:栗原裕明、笠野充志、青木里枝、沓澤洋子、Dogwood、Big Owl、スタジオエバーグリーン、24FPS、K-PRODUCTION、セブンシーズ
作画監督補佐:石丸諒
動画検査:
色指定・仕上げ検査:
特殊効果:木村美保
メインスタッフ
原作:コーエーテクモゲームス『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』
監督:吉田りさこ
シリーズ構成・脚本:和場明子
キャラクター原案:岸田メル
キャラクターデザイン:菊田幸一
色彩設計:舩橋美香
美術監督:三原伸明
美術設定:三原伸明、三浦智
撮影監督:高橋昭裕
編集:須藤瞳
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
音楽:篠田大介
音楽プロデューサー:酒井康平
音楽制作:DMM music
企画:棚田泰啓、丸山博雄
プロデューサー:高篠修一、青井宏之
製作協力:鯉沼久史、細井順三、原尾宏次
監修:細井順三、土屋暁、田中潤也
アシスタントプロデューサー:坂本奈緒、平木稜子、山崎博昭
アニメーション制作統括:松倉友二
アニメーション制作プロデューサー:岡田耕二
設定制作:栗原ゆう
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:DMM pictures、MBS