『舟を編む』(2013)感想

『舟を編む』
製作年：2013年
製作国：日本
公開日：2013年4月13日

作品について

石井裕也監督。

三浦しをんさんの小説が原作。

ドラマ映画。

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感想

おもしろい。いい映画。

辞書編纂を題材にしていることでも話題になった小説。

実写映画版では1995年と12年後の2008年に時代設定されている。また原作小説と大筋は一緒だけど、細部は脚色されている。

黒柳トシマサ監督、佐藤卓哉さんシリーズ構成、ゼクシズ制作のテレビアニメ(2016)もよかった。

テレビアニメ版で辞書制作監修・サブタイトル語釈を担当していた飯間浩明さんのツイートが興味深い。

飯間浩明さんは、言葉は生き物で人々の使い方も変化するので、「誤用」とは言わないようにしている、という趣旨のことを言っていたのが印象に残っている。

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辞書は完成しても、また改訂作業の長い旅が始まる。

学生時代は紙の辞書も電子辞書も使っていたけれど、最近はネットで検索して辞書サイトを読むことが多い。

松田龍平は『ハゲタカ』(2007)の西野治が印象的。大友啓史チーフ監督、林宏司さん脚本、真山仁さん原作。

films.hatenablog.com

黒木華のこういうメイクアップ・ヘアスタイルとお芝居は新鮮。

キャスト

馬締光也：松田龍平
林香具矢：宮﨑あおい
西岡正志：オダギリジョー
岸辺みどり：黒木華
タケ：渡辺美佐子
三好麗美：池脇千鶴
村越局長：鶴見辰吾
佐々木薫：伊佐山ひろ子
松本千恵：八千草薫
荒木公平：小林薫
松本朋佑：加藤剛
宮本慎一郎：宇野祥平
江川：森岡龍
戸川：又吉直樹
小林：斎藤嘉樹
編集者：波岡一喜
ポスターの女優：麻生久美子
その他：鈴木晋介、外波山文明、並樹史朗、大鷹明良、東加奈子、中別府葵、藤間あゆ美、山谷花純

スタッフ

監督：石井裕也
脚本：渡辺謙作
原作：三浦しをん
プロデューサー：土井智生、五箇公貴、池田史嗣、岩浪泰幸
撮影：藤澤順一
照明：長田達也
美術：原田満生
装飾：緒梅愛
録音：加藤大和
編集：普嶋信一
音楽：渡邊崇
音響効果：小島彩(カモメファン)
衣装：宮本まさ江
ヘアメイク：豊川京子
特殊メイク：中田彰輝(M.E.U)、飯田文江(M.E.U)
スクリプター：西岡容子
製作担当：有賀高俊、岩下真司
助監督：野尻克己
メイキング：横浜聡子
辞書制作指導：瀧本多加志(三省堂)、萩原好夫(三省堂)、山本康一(三省堂)、平木靖成(岩波書店)、桑島寛(三省堂印刷)
「大渡海」デザイン：井上嗣也
「大渡海」ポスタースタイリング：伊賀大介
「大渡海」ポスタースチール：新津保建秀
「大渡海」ポスターヘアメイク：加茂克也
特別協力：三省堂、三省堂印刷
現像：IMAGICA
スタジオ：日活撮影所
製作プロダクション：リトルモア、フィルムメイカーズ
製作：「舟を編む」製作委員会(テレビ東京、松竹、アスミック・エース、電通、光文社、朝日放送、テレビ大阪、読売テレビ、朝日新聞社、フィルムメイカーズ、リトルモア)
配給：松竹、アスミック・エース