映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『ハードエイト』感想

『ハードエイト』
原題:"Hard Eight" (originally titled "Sydney")
製作年:1995年
製作国:アメリカ合衆国
公開日:1996年1月20日(サンダンス映画祭)、1997年2月28日(アメリカ)

 

 

作品について

ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本。長編映画初監督作品。

ポール・トーマス・アンダーソン監督の短編映画 "Cigarettes & Coffee" (1993) が原作。

犯罪映画。

 

 

Amazon

ハードエイト (字幕版)

ハードエイト (字幕版)

  • フィリップ ベイカー ホール
Amazon

 

 

感想

おじいさんが若者を教え導く物語かと思ったら、かなり違っていた。脛に傷を持つ人たちの話。

馬鹿な知人2人に振り回され、頭を抱えるおじいさんの図。傷害・監禁・身代金要求事件におけるジョンとクレメンタインの言動には呆れる。

ジョンが母親の葬儀代6000ドルを稼がなければいけないことには同情する。終盤で明かされるが、親を殺されたことも。でも2年後に羽振りはよくなっても、生来の性格は変わらない。

類は友を呼ぶ。ジミーは、元マフィアのシドニーがかつてジョンの父親を殺した件でシドニーを脅迫する。

シドニーはジョンへの贖罪で接しているうちに、親のような気持ちになったのかな。

 

 

キャスト

シドニー・ブラウン:フィリップ・ベイカー・ホール
ジョン・フィネガン:ジョン・C・ライリー
クレメンタイン:グウィネス・パルトロー
ジミー:サミュエル・L・ジャクソン
クラップスのプレイヤー:フィリップ・シーモア・ホフマン
ジミーの恋人:メローラ・ウォルターズ

 

 

スタッフ

監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
原作:ポール・トーマス・アンダーソン
製作:ロバート・ジョーンズ、ジョン・ライオンズ
製作総指揮:フランソワ・デュプラ、キース・サンプルズ
撮影監督:ロバート・エルスウィット
プロダクションデザイン:Nancy Deren
美術監督:Michael Krantz
衣装デザイン:Mark Bridges
編集:バーバラ・テュライヴァー
音楽:ジョン・ブライオンマイケル・ペン
製作会社:Rysher Entertainment, Green Parrot, Trinity Productions, Sydney Productions
配給:The Samuel Goldwyn Company