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『今朝の秋』感想

『今朝の秋』
製作年:1987年
製作国:日本
初放送日:1987年11月28日

 

 

作品について

山田太一さんが脚本。

深町幸男さんが監督。

テレビドラマ。

www.nhk.jp

www2.nhk.or.jp

 

 

感想

山田太一さんは2023年11月29日に逝去された。

いい作品。

宮島鉱造と中川タキは離婚した元夫婦。宮島悦子は他に好きな男性がいて、宮島隆一と離婚を考えている。バラバラの家族が絆を取り戻す物語。複雑な家族設定により、難病ものという主題が少し薄くなっている。

主人公は末期がんの息子を連れて無断で病院を抜け出し、家族の思い出の地・蓼科に行く。いい話だけど、すごく迷惑な入院患者たち。

患者本人に病名や余命を告知しない時代。

1987年。生まれる前の日本が興味深い。都会のシーンはバブル時代らしさが出ていた。

 

 

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キャスト

宮島鉱造:笠智衆
中川タキ:杉村春子
宮島隆一:杉浦直樹
宮島悦子:倍賞美津子
田原美代:樹木希林
木原幹二:加藤嘉

 

 

スタッフ

作:山田太一
演出:深町幸男
撮影:奥村重喜
美術:川口直次
技術:斉藤政雄、宮地明男
照明:川原崎賢明
音声:太田進撥
編集:野田茂子
効果:加藤宏
音楽:武満徹
演奏:東京コンサーツ
制作:松尾武
企画・制作:NHK