『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
原題: Michael Jackson's This Is It
製作年:2009年
製作国:アメリカ合衆国
作品について
マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー・コンサート映画。
リハーサルが行われたのは、ステイプルズ・センターとザ・フォーラム。
Kenny Ortega
ケニー・オルテガ監督は、『ホーカス ポーカス』(1993)、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ハイスクール・ミュージカル』シリーズと『ディセンダント』シリーズの監督として知られている。
マイケル・ジャクソンの1992年の『Dangerous World Tour』、1996年の『HIStory World Tour』を監督していた。そして2009年の『THIS IS IT』では監督と振付師をしていた。
マイケル・ジャクソンの死後、ソニー・ピクチャーズが映画化権を取得。ケニー・オルテガ監督が、数百時間分あるリハーサルの記録映像を編集して映画を完成させた。
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ハリウッド映画のサウンドトラック(特にfilm score。挿入歌やイメージソングの詰め合わせではなく。)は、"Music from and Inspired by the Motion Picture"という商品名がつけられていることが多い。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のサウンドトラックは逆に、"The Music that Inpired the Movie"となっている。
感想
何度観てもおもしろい。
大量に残されたリハーサルの記録映像を編集して公開しただけの映画なのに、おもしろい。
2009年当時のことを今でも覚えている。あのマイケル・ジャクソンが久々にコンサートを開催する、と大きく報道されていた。もうすぐコンサート開幕だと盛り上がっていた矢先に、急死したと。
余談
マイケル・ジャクソンの自宅だったネバーランド・ランチ(Neverland Ranch)は、生前親交があった投資会社経営者の大富豪ロナルド・バークル(Ronald Burkle)が2020年12月に購入した。
キャスト
スタッフ
監督:ケニー・オルテガ
製作:ランディ・フィリップス、ケニー・オルテガ、ポール・ゴンガウェア、ジョン・メグレン
製作総指揮:ジョン・ブランカ、ケイリー・グラナット、ジョン・マクレイン
音楽:マイケル・ベルデン
撮影:Sandrine Orabona, Tim Patterson
編集:Don Brochu, Brandon Key, Tim Patterson, Kevin Stitt
製作会社:コロンビア映画、AEGライブ*1、ザ・マイケル・ジャクソン・カンパニー*2
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント (世界)、コロンビア映画 (米国)、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)
*1:フィリップ・アンシュッツ(Philip Anschutz)が所有・経営する興行会社アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group)のブランドAEG Live。マイケル・ジャクソンがコンサート公演『THIS IS IT』の開催を予定していた会場O2アリーナ(The O2 Arena)を運営している。大規模娯楽施設The O2の1施設。The Anschutz Corporationの子会社。主にファミリー映画を製作している映画投資会社・出版社ウォールデン・メディア(Walden Media)も所有している。
*2:The Michael Jackson Company, LLC