『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』
原題: Solo: A Star Wars Story
製作年:2018年
製作国:アメリカ合衆国
作品について
ロン・ハワード監督。
ジョナサン・カスダンとローレンス・カスダン親子が脚本。
『スター・ウォーズシリーズ』のスピンオフ作品「アンソロジー・シリーズ」の第2作。
スペース・ウェスタン映画。
Amazon
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX(初回版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: Blu-ray
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: Blu-ray
感想
おもしろい。
献辞
プロデューサーのアリソン・シェアマーは2018年1月19日に肺がんのため54歳で死去。『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』とテア・シャーロック監督『ゴリラのアイヴァン』(2020)は彼女に捧げられた。
製作
開発
少年時代のハン・ソロを描く試みは、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』のプリプロダクション中にさかのぼる。その後、ジョージ・ルーカスがシリーズクリエイターとして実写テレビシリーズ"Star Wars: Underworld"を開発していた。そして2012年、ジョージ・ルーカスは若き日のハン・ソロについての映画を開発を始め、脚本家としてローレンス・カスダンを雇った。2012年ジョージ・ルーカスが製作会社ルーカスフィルムをウォルト・ディズニー・カンパニーに売却した後、ローレンス・カスダンは『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の脚本書き直し(rewrite / polish)の作業を始めたため、父親が戻るまで息子ジョナサン・カスダンが『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本執筆を引き継いだ。内部では"Harry and the Boy"というコードネームがつけられていた。
フィル・ロード&クリス・ミラーの監督チームが、ローレンス・カスダン&ジョナサン・カスダン親子の脚本をもとに作業を始めた。
撮影
2017年1月30日、"Star Wars: Red Cup"というworking titleで、Pinewood Studiosで撮影が始まった。主要撮影は2月20日に始まった。
2017年6月20日ルーカスフィルムは、"creative differences"のため監督チームが降板し、新しい監督を探すと発表した。キャスリーン・ケネディとローレンス・カスダン(プロデューサーたち)がフィル・ロード&クリス・ミラー監督の演出に同意できないことが理由で解雇されたと報じられた。フィル・ロード&クリス・ミラー監督自身はコメディ映画製作のため雇われたと考えていたが、ルーカスフィルムはただ"a comedic touch"を加えるだけのために2人を雇った。フィル・ロード&クリス・ミラー監督は俳優たちに即興(improvisation)を推奨していたが、ルーカスフィルムにとってはそれはカスダン親子の脚本からズレてしまう("shifting the story off-course")と受け止められた。一言一句変えるなと主張するカスダンをなだめるため、フィル・ロード&クリス・ミラー監督はまず脚本通りに数テイク撮影した後、追加テイクを撮影した。ルーカスフィルムは編集段階でいじくれるよう(プロデューサー主導でいかようにも改変できるよう)多くのアングルで撮影しなさいと求めた。フィル・ロード&クリス・ミラー監督は妥協を拒否した。ルーカスフィルムの指示でローレンス・カスダンがロンドンのPinewood Studiosに居座っているので、フィル・ロード&クリス・ミラー監督は「影の監督」("shadow director")に支配されているようだと感じていた。撮影した映像素材を確認するための短い撮影中断の直後に、フィル・ロード&クリス・ミラー監督が解雇された。もともとの編集技師Chris Dickensも一緒に解雇され、Pietro Scaliaが雇われた。
ロン・ハワード監督が雇われた。
キャスト
ハン・ソロ:オールデン・エアエンライク、前野智昭
チューバッカ:ヨーナス・スオタモ
ベケット:ウディ・ハレルソン、ふくまつ進紗
キーラ:エミリア・クラーク、山根舞
ランド・カルリジアン:ドナルド・グローヴァー、綱島郷太郎
ヴァル:タンディ・ニュートン、山像かおり
L3-37:フィービー・ウォーラー=ブリッジ、浅野まゆみ
ドライデン・ヴォス:ポール・ベタニー、土田大
リオ・デュラント:ジョン・ファヴロー、後藤光祐
エンフィス・ネスト:エリン・ケリーマン、清水理沙
レディ・プロキシマ:リンダ・ハント、京田尚子
ウィーゼル:ワーウィック・デイヴィス
タック:アンソニー・ダニエルズ
モール:レイ・パーク & サム・ウィットワー、山路和弘
スタッフ
監督:ロン・ハワード
脚本:ジョナサン・カスダン & ローレンス・カスダン
原作(キャラクター創造):ジョージ・ルーカス
製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:ローレンス・カスダン、ジェイソン・マクガトリン、フィル・ロード&クリス・ミラー
共同プロデューサー:ジョナサン・カスダン, Will Allegra, Rob Bredow, John Swartz, Susan Towner
撮影監督:ブラッドフォード・ヤング
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ジョン・パウエル、ジョン・ウィリアムズ
製作会社:ルーカスフィルム、アリソン・シェアマー・プロダクションズ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ