『キューブリックが語るキューブリック』
原題: Kubrick by Kubrick
製作年:2020年
製作国:フランス、ポーランド
上映時間:73分
作品について
NHKの『BS世界のドキュメンタリー』で放送された。
本来は73分の映画だけど、放送枠に合わせるために50分に再編集されている。この枠ではよくあること。
今年4月のトライベッカ映画祭で初上映の予定だったけど、COVID-19の影響で中止になった。
Rotten TomatoesのTomatometerが100%。
感想
興味深い。
スタンリー・キューブリックのインタビュー音声を主軸に制作されたドキュメンタリー映画。
スタンリー・キューブリックによると、物語には「衝突」(conflict)が必要だ、と。
『シャイニング』を自宅で編集。
自宅で映画製作する映画監督いるよね。
スティーヴン・スピルバーグ監督は自宅だったか別荘だったかのガレージで他のスタッフとプリプロダクションしてたし。
ピーター・ジャクソン監督も似たような話があったような気がする。
『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスを演じたマルコム・マクダウェルは、撮影で角膜を負傷したとか。
NHKは『プレミアムシネマ』でこのドキュメンタリー映画の完全版を放送してほしい。スタンリー・キューブリック監督作品と一緒にでも。
キャスト
スタンリー・キューブリック
Michel Ciment(映画評論家)
マルコム・マクダウェル
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
スターリング・ヘイドン
アーサー・C・クラーク
マリサ・ベレンスン
R・リー・アーメイ
ヴィンセント・ドノフリオ
ピーター・セラーズ
ギャレット・ブラウン(ステディカム(Steadicam)の発明家、他にも映画製作やスポーツ中継に使われている撮影器具を多く開発)
ケン・アダム(『博士の異常な愛情』『バリー・リンドン』などのプロダクションデザイナー)
レナード・ローゼンマン(作曲家)
トム・クルーズ
ニコール・キッドマン
クリスティアーヌ・キューブリック(俳優、スタンリー・キューブリックの妻)
ロジャー・イーバート(映画評論家)
Dann Gire(映画評論家)
カーク・ダグラス
スー・リオン
ジェームズ・メイソン
スタッフ
監督:Gregory Monro
脚本:Gregory Monro
製作:Martin Laurent, Jeremy Zelnik
共同プロデューサー:Anna Kepinska, Maciej Kubicki
音楽:Vincent Théard
撮影:Radek Ladczuk
編集:Philippe Baillon
製作会社:ARTE, Telemark, Temps Noir