『アバンダンド 太平洋ディザスター119日』
原題: Abandoned
製作年:2015年
製作国:ニュージーランド
作品について
1989年に起きた海難事故の実話をもとにしたテレビ映画。
ローズノエル号のWikipedia記事。
ニュージーランドで初放送されたときの紹介記事。
日本の配給会社のページ
テレビ放送
BSテレ東が水曜映画館で放送。
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感想
あまり緊迫感がない。
トリマラン(三胴船)なので、転覆しても沈没しないのが救い。船内で雨風をしのげる(浸水しているけれど)。多少の飲食料はある(いつかは尽きるけれど)。雨水や魚介類が入手できる。サバイバルに使える道具などもある。
長期間を閉鎖空間で過ごすので、人間関係は大事だ。一時的に感情的になり対立することはあっても、おおむね関係は良好。
119日は船の上で遭難していた期間で、島にたどり着いた後救助されてからがさらに茨の道。
島には無人の家(別荘?)があり、飲食料もあった。
現れた家の持ち主によると、4人は死亡したと思われていたそうだ。
救助されたが、遭難を信じてもらえなかった。役所が調査をして証拠が確認されてようやく信じてもらえたと。クリント・イーストウッド監督・製作『ハドソン川の奇跡』(2016)のような扱いを受けたらしい。国家運輸安全委員会(NTSB)によると、映画はNTSBを悪人として描いていると。
脳腫瘍に侵されていたとか。
キャスト
ジム:ドミニク・パーセル(庄司然)
ジョン:ピーター・フィーニー(菊池康弘)
リック:オーウェン・ブラック(西垣俊作)
フィル:グレッグ・ジョンソン(真田雅隆)
マーサ:シボーン・マーシャル(石井花奈)
スタッフ
監督:ジョン・レイン (John Laing)
脚本:ステファニー・ジョンソン (Stephanie Johnson)
プロデューサー:Liz DiFiore, James Heyward
製作総指揮:Grant Bradley, James Heyward
共同製作総指揮:Elias Axume, Jack Campbell, Ryan Noto
アソシエイトプロデューサー:Tony Piantedosi, Andy Salek
撮影:Grant McKinnon
編集:Margot Francis
音楽:Peter Hobbs
製作会社:Making Movies
配給:彩プロ (日本)
初放送:TVNZ (テレビジョン・ニュージーランド)
https://www.tvnz.co.nz/shows/abandoned